佐江  そうですね、そうかもしれない。

まりや  でも上海での朝ごはんは、日本にもあるコーヒーチェーンに行くことが多いんですけど、こっちにはないチーズスコーンが売ってるんです! 毎朝、そればっかり食べてます。

佐江  たしかに、アレはおいしいよねー。

まりや  冷たいままでもおいしいんですけど、お店でスコーンを温めてくれるんですよ。そうすると外がサクサク、中がフワフワ、しっとりふんわ~りして、すっごくおいしい。なんで上海にあるのに、日本にないんだろう。生モノじゃないけど、なかなか日本までは持って来られないし、お土産用に商品化されたら絶対買って帰るのになぁ。

佐江  でもこの人、フワフワサクサクのうちに食べたいからか、メッチャすっごい勢いで食べるんですよ。カフェからレッスンするスタジオまで10分くらいなんですけど、その10分で食べきらないと気が済まないみたいで(笑)。私は温めなくていい派なので半分くらい残して、レッスンが休憩に入ってから食べたりもするんですけどね。

まりや  それで休憩中に、またまりやが佐江ちゃんのスコーンをもらったりとか。

佐江  いーっつも、奪われてまーす。

――聞くところによれば、まりやちゃん、中華圏に行くといつも太って帰ってくるって……

佐江まりや  アハハハハーッ!

佐江  まぁ、そうだね。

まりや  日本に帰ってきたら痩せるんですよ! でもね、おいしいんですもん、食べ物。中国に行くと、もうね、幸せー。

佐江  おいしそうに食べるところを見ているこっちも、幸せー。

佐江まりや  あははー、食べるほうも、見ているほうも、幸せー♪:*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ,。・:*:・゚'☆,。・:*:

――ところでそんなラブラブな二人のお食事のオーダーは、スタッフさんの手を借りているんですか?

佐江  いやいつも、まりやんぬがしてくれてます。

まりや  もう普通に、注文できるんですよ~<( ̄- ̄)> エッヘン! メニューを指差しながら、这个,这个(これ、これ)って頼んじゃう。佐江ちゃんと私は食の趣味もほとんど一緒だから、いっぱい取って、みんなでシェア!

佐江  みんなでシェアっていうか……まりやんぬは「これ食べますぅ?」「これ食べますぅ?」って全員に、テーブルの端っこから端っこまで聞いていくんですよ。「これ食べてください」「いや、いいよ」「これ食べてください」「いや、もう大丈夫」って、誰かが「食べる」って言うまで、ずぅーっとやってる(笑)

まりや  「コレおいしい!」って自分が思っちゃうと「食べて!食べて!」になっちゃいます。佐江ちゃんに「それやると、断れないから止めたほうがいいよ」って言われて「あ、ダメだったんだ!」って気付きました……。それからやらないようにはしてるんですけど。

――どんどん料理を勧めるのって、どことなく中国の人っぽくないですか?

佐江  たしかに。食事会の時は向こうのメンバーに、ばんばん勧められます。次々お皿に取ってくれたりとか。

――そういう押しの強さみたいなものは、まりやちゃん、中国向きなのかも(笑)

まりや  あー、でもたまに思うことあります。自分ってちょっと、中国っぽいなって。ほかにもホラ、時々、なんか急激に早口になっちゃったりするし。

佐江  そうだね、テンション上がるとすっごい早口になるよね。

まりや  中国の人って勢いよく、ビャビャビャーッとしゃべるじゃないですか。

佐江  今年2月に公開された映画『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』でも、SNH48への移籍についてインタビューしていただいたシーンが1カ所ずつ使われているんですけど、限られた時間のなかで話さなくちゃならなくて、メチャクチャ急いでしゃべってたよね。

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