夏の風物詩「花火」。実は古くから音楽のモチーフとしても愛されてきました。そこで「花火」をテーマにした名曲を、J-POP、アイドル、ボカロなど様々なジャンルからセレクト。この夏のBGMにいかが?
 

 

まずは定番の「花火ソング」の名曲をチェック!

花火にまつわる名曲、まずはMr.Childrenの『HANABI』から。’08年にリリースされ、『ap bank fes ‘08」で初披露されたこの曲は、ミスチルのライブにおける定番ソングとしても親しまれている(サビの<もう1回 もう1回>というフレーズに合わせて、観客が指を突き上げるシーンは何度見ても感動的)。先行きが見えない世界にあっても、希望や愛を求めていたい、というメッセージが伝わってくる歌詞も本当に素晴らしい。

 

続いては、aikoの『花火』。好きな人に対する強い気持ちと夢のなかの出来事がひとつになったこの曲には、恋愛ソングの名手として知られる彼女のソングライティング・センスがしっかりと反映されている。特に<夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして>というフレーズは、時代や流行を超え、ロマンティックな感動をリスナーに与え続けることになるだろう。

 

夏の夜空を美しく彩り、一瞬で消えてしまう花火をテーマにした楽曲には、切ないイメージをまとったラブソングが多い。たとえば、DREAMS COME TRUEの『あの夏の花火』。離れてしまった“あなた”を思い出しながら、花火を見る――そんな情景を描いたこの曲は、ファンの間でも強く支持され続けている。‘95年のイベント『ワンダーランド』では、この楽曲の途中で本物の花火を空高く打ち上げるという演出も!

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