『サマーウォーズ』細田監督、来夏公開の新作は“母と子”の物語。

2011.12.13 17:10配信
新作『おおかみこどもの雨と雪』を手がける細田守監督

『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』の製作発表と記者懇親会が13日に東宝本社で行われ、細田監督とエグゼクティブプロデューサーの奥田誠治氏が登壇した。

『おおかみこどもの雨と雪』ポスター

『おおかみこどもの雨と雪』は、“おおかみおとこ”と結婚し、“雨”と“雪”というふたりの子を授かった人間の女性・花が、“おおかみおとこ”の死後、都会を離れて豊かな自然に囲まれた土地で懸命に子を育てる姿を描く。

前2作が日本だけでなく、世界で高い評価を得た細田監督が新作のモチーフに選んだのは“母子”のドラマ。細田監督は「僕の友人たちのなかに子どもをもうけるカップルが何組もいて、それを見ていてたまらなく素敵だと思った。そんな“あこがれ”を映画にできたら」と語り、劇中に登場する“おおかみこども”について「子どものバイタリティをうまく描くためには、そのまま描くのではなく、何かに比喩して描くのがいいと思った」と解説。“おおかみこども”は、完全の人間の姿から四つ足で歩行するオオカミの姿まで数段階に“変身”するそうで「ふたりの子どもたちが本当に愛らしい。生命力のある生き生きとした映画をつくりたい」と意気込みを語った。

本作は、奥寺佐渡子が脚本、貞本義行がキャラクターデザイン、山下高明が作画監督を務めるなど前2作のスタッフが続投するが、細田監督は「本作をいい状態で作りたい」という願いから新スタジオ“スタジオ地図”を設立。作品ごとに観客の期待は高まっているが奥田氏は「監督は何も変わらない」といい「日本だけでなく世界の人々に楽しんでもらいたい」と海外での配給や映画祭での紹介も視野に入れていると述べた。

本作の絵コンテはすでに完成しており、現在、製作中。来年5月に完成予定で、7月に全国公開される。

『おおかみこどもの雨と雪』
2012年7月公開

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