『ベルリンファイル』に出演したハ・ジョンウ(C)2013 CJ E&M CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED

世界を舞台に活動する秘密諜報員たちの熾烈な攻防を描いた映画『ベルリンファイル』が日本で公開されているが、本作の好評を受けて主演のハ・ジョンウからスペシャル・メッセージと特別動画が届いた。

『ベルリンファイル』特別映像

本作は現代のベルリンを舞台に、新型ミサイルの輸出を目論む北朝鮮とハイテクを駆使してその動きをマークする韓国の息づまるスパイ戦と、アメリカ、イスラエル、中東の思惑が交錯していく様を描いている。

本作でハ・ジョンウが演じているのは、北朝鮮の工作員ピョ・ジョンソン。圧倒的な身体能力と諜報術をもつスゴ腕で、CIAなど名だたる機関がその消息や情報を掴めないことから“ゴースト”と称されている人物だ。同じくベルリンに潜伏している妻は大使の通訳を務めており、人生のすべてを祖国のために捧げるつもりでいたが、ある巨大な陰謀に巻き込まれたことで、想像を絶する熾烈な戦いに身を投じることになる。ハ・ジョンウは2008年の『チェイサー』の演技で一気に注目を集めた俳優で、本作でも見事なアクションと演技を披露し、好評を集めている。

ハ・ジョンウは「『ベルリンファイル』が日本でも公開され、大変評判になっていると聞き嬉しく思います。これほど、本格的なアクションに挑戦したのは初めてで、撮影は本当に大変でしたが、日本の皆さんにもこの映画の面白さが伝わって苦労した甲斐がありました! スパイ映画として、複雑なストーリー展開になっているので、2度、3度観ていただくと、いつも新しい発見ができる映画になっているので、ぜひ、何度でも観て楽しんで下ください」と言い、「スクリーンでこそ迫力が伝わる映画だと思いますので、まだの方はぜひ劇場にお越しください。観ないと死ぬまで追いかける!(笑)」とジョークを交えてメッセージを寄せている。

あわせて公開された特別映像は、ベルリンを舞台に大規模なロケ撮影を行う模様を捉えたメイキング映像と、リュ・スンワン監督、武術監督のチョン・ドゥホン、撮影監督のチェ・ヨンファンのインタビューを収めたもので、映画鑑賞後に観ても新たな発見のある内容になっている。

『ベルリンファイル』
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