昨年に続き2年連続で東京ドーム公演を行ったSUPER JUNIOR 昨年に続き2年連続で東京ドーム公演を行ったSUPER JUNIOR

韓国のマルチエンタテイメントグループ、SUPER JUNIORが7月28日、東京ドームでワールドツアー「SUPER SHOW5」の日本公演を開催。2夜連続公演で11万人を熱狂させた。

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SUPER JUNIORのテーマカラーの青いペンライトで埋め尽くされた会場にメンバーが登場すると、耳をつんざくような大歓声があがり一気にヒートアップ。ファンの熱気と興奮が渦巻く中、メンバーは『Mr. Simple』でショーの幕を開け、『美人(BONAMANA)』『Super Girl』といったダンスナンバーを立て続けに披露。2年連続同所での公演に喜びを隠さず、「ただいまー! すごく会いたかった!」(シウォン)と笑うと5万5000人が大絶叫。「悔いが残らないように全力で行きましょう」(ウニョク)、「東京ドーム盛り上がれ!」(シンドン)と煽ると、全29曲4時間に渡る熱狂のパフォーマンスを繰り広げた。

同ツアーは、開催国に合わせて演出等を変更しており、メンバーが構成案を出し、ディテールにこだわったそう。日本公演では、日本初アルバム『Hero』(7月24日発売)から表題曲『Hero』『BANBINA』などを初披露。『TUXEDO』では、メンバーそれぞれが“ヒーロー”に扮し、ハルクや孫悟空、スパイダーマンなどのコスプレで登場しファンを喜ばせた。また、軍服務中のイェソンも映像で登場、キュヒョンのアイデアで、リョウクも交え、3人で熱唱する場面もあった。

他にも、ユニットなど“マルチエンタテインメントグループ”ならではのバラエティ豊かなステージを展開。中でも爆笑をさらったのはシウォン、リョウク、カンイン、ソンミンの女装。カツラとセクシーな衣装で美脚(?)を披露しながらSistarの『私一人』のパフォーマンスして沸かせた。

終盤では、11月15日・16日に京セラドーム大阪での追加公演開催を発表し再会を約束。歓喜に沸くブルーの波に、ウニョクは「東京ドームが素晴らしいんじゃなくて、ぎっしり埋めてくれた皆さんがステキなんです。今の夢は、いつどこでも僕たちが歌い踊る時には目の前に皆さんがいてくれるということ」としみじみ。最後の曲では、2008年からスタートした「SUPER SHOW」の累計観客数が100万人を突破したことを祝い、「Congratulations! a million audience for the 『SUPER SHOW』!!」と書かれた黄色いミニ横断幕をファンが掲げた。このサプライズにメンバーは目を細め、黄色に染まった会場を感慨深げに見つめていた。

開演前の会見では「ドーム公演はファンからもらった一番のプレゼント。2年連続でこの舞台に立つ事が出来て光栄。日本のファンの皆さんのおかげ」(ウニョク)と感謝しきり。2年間の日本の活動を振り返り、ドンへは「日本食が大好き。ラーメンもCMをやってみたい」とコメント。最近覚えた日本語について、シウォンは「コンビニで会社員の方がよく使っている『領収書ください』」と明かし、笑いを誘った。