通常の呼び出し音の前に「ププープー、ププープー」という呼び出し音が約2秒間鳴る

ウィルコムとウィルコム沖縄は、呼び出し音によって発信した相手がウィルコムのケータイ(PHS)かどうか判別できる「ウィルコム呼び出し音」サービスを、7月29日から順次開始する。利用料は無料で、10月末までに全国展開完了予定。

ウィルコムのPHS回線の電話番号に発信した場合、通常の「プルルルルッ、プルルルルッ……」という呼び出し音の前に、「ププープー、ププープー」という呼び出し音が約2秒間鳴り、着信先がウィルコムのケータイか他社ケータイかを判別できる。呼び出し音は、WILLCOMの「W」の欧文モールス符号「・― ―(トンツーツー)」を参考に設定した。

2013年11月から、ウィルコムで利用している「070」から始まる電話番号が携帯電話でも利用できるようになり、将来は携帯電話とPHSの間で番号はそのままに他社に乗り換える番号ポータビリティ(MNP)を導入することが検討されている。今後は、電話番号だけでは携帯電話かPHSか判別できなくなるが、「ウィルコム呼び出し音」サービスを利用すると、電話をかける際に相手先がウィルコムかどうか確認できるので、ウィルコムのPHS回線同士なら無料で通話できる「新ウィルコム定額プランS」「ウィルコムプランLite/D+/W」などのオプションサービスに加入していれば、いつでも安心して無料通話が楽しめる。