『R100』 (C)吉本興業株式会社

松本人志の監督4作目となる『R100』が、9月5日(木)から開催されるトロント映画祭に出品されることが発表された。

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本映画祭は、カナダ最大の都市トロントで行なわれる北米最大規模の国際映画祭。最高賞となる“観客賞”は、過去に『英国王のスピーチ』や『世界にひとつのプレイブック』などアカデミー賞ノミネート作が受賞しており、オスカー・レースの始まりとなる重要な映画祭だ。『R100』が出品されるのは観客賞が設けられている3部門のうちのひとつ“ミッドナイトマッドネス部門”で、独特の世界観を持つ作品を上映しており、“エッジのきいた才能の聖地”と呼ばれている。

松本監督にとって同部門への出品は『大日本人』『しんぼる』に続く3度目で、最新作『R100』に対しても、作品の完成前より映画祭側から熱烈なオファーが寄せられるなど高い期待が寄せられている。本作の主演を務める大森南朋は「松本人志監督のぶっちぎりの世界観の中に居させて頂いた事がとても幸せであり、楽しかったです。一言では語り尽くせない魅力が満載ですが、とにかく純粋に楽しめば良い作品だと思います」と言い、トロントの観客に対しては「夜の上映になるとお聞きしておりますが、この作品は、眠気が襲ってくる事は決してありません。是非お楽しみください」とメッセージを寄せている。

本作は、絶対に開けてはいけない扉を開いて“謎のクラブ”へと入会してしまった主人公・片山(大森)が、日常生活の中に突如現れる様々なタイプの美女たちに翻弄される姿を描くという。このほど公開された場面写真でも、片山が冨永愛扮する謎の美女に回し蹴りをくらう衝撃的なワンシーンが映し出されており、物語の詳細が気になるところだ。

『R100』
10月5日(土)より全国ロードショー