三井住友カードは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)と協力し、NFC(短距離無線通信)利用したおサイフケータイ対応スマートフォンの利用者向けに、国内で初めて非接触IC決済サービス「Visa payWave」を、9月から提供する。

NFC(Near field communication)は、スマートフォンなどのNFC搭載機器をかざすことで決済やデータの送受信をする無線通信技術。国際標準に準拠した技術なので、世界各国でさまざまなサービスに利用されている。

「Visa payWave」は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが提供するNFC搭載スマートフォンに、無料の専用アプリをインストールし、スマートフォンをかざすだけで決済するサービス。2013年1月現在、米国、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリア、フランス、英国など、日本人の主な海外渡航先国を含め、世界41か国で展開している。

8月1日現在、「Visa payWave」に対応するスマートフォン/タブレット端末は31機種。専用アプリは、Google Playで配布する。発行対象は、満20歳以上の三井住友カードが発行するVisaカードの本会員で、申込みは三井住友カード会員サイト「Vpass」で受け付ける。年会費は無料。海外旅行傷害保険とお買い物安心保険を付帯する。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます