3D映像の“限界”を超える! 『スター・トレック』新作のこだわりとは?

2013.8.6 11:3配信
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(C)2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. STAR TREK and related marks an

J.J.エイブラムス監督の最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が間もなく日本公開になる。本作は、3D版でも上映されるが、本作の3D映像はエイブラムス監督らスタッフが徹底的にこだわった内容になっているようだ。

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映画は、様々な星の生命体が共存している未来世界を舞台に、ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)をはじめとする仲間たちがエンタープライズ号に乗り込み、危機に立ち向かう姿を描いたSFシリーズ。『…イントゥ・ダークネス』は、2009年に公開された『スター・トレック』の監督、キャストが再集結した作品で、地球を危機に陥れようとする冷酷な悪役ジョン・ハリソンの脅威にカークたちが立ち向かう姿が描かれる。

昨今の大作映画の多くは3D版が上映される。しかし、エイブラムス監督はこれまで3D版を制作したことがなく、3Dに対して消極的だったという。しかし、エイブラムス監督の相棒で、本作の製作を務めたブライアン・バークは「本作にとって最も大切なことは何かと考えたんだ。壮大な戦闘、惑星の目を見張る景観、手に汗握るアクション…。もし『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が3Dにふさわしくないなら、いったいどんな映画がふさわしいんだ? ジェームズ・キャメロンはかつて誰も見たことがないものを見せてくれた。だが、ただ3Dで撮るだけでは映画は『アバター』にはならない。それは『アバター』以降封切られた数多くの3D映画を見れば明らかだ。私たちにわかっていたのは、やるなら徹底的にやるしかないということさ」と振り返る。

そこでエイブラムス監督は3D映像の演出を行う専門“ステレオグラファー”のコリー・ターナーを召集し、1カットずつ立体視の加減を追求した。バークは「コリーと共に、私たちは文字通り1フレームずつ検討して、3Dで可能なあらゆる技術を注ぎ込んだ。その結果、映っているものが本当にスクリーンから飛び出してくるかのような感覚を表現できた。コリーが『これ以上できる人間は、どこにもいません』と言うと、こっちは『もっとだ!』と迫り、結局コリーはそれを実現させたんだ」とその完成度に自信を見せる。

もちろん、2D版、IMAX版ともに本作の映像は徹底的にこだわって製作されている。エイブラムス監督は前作に続いてダニエル・ミンデルを撮影監督に起用し、35ミリのフィルム・カメラ、65ミリのIMAXカメラ、デジタル撮影ができるRed Epicをシーンによって使い分けて撮影し、世界最高峰の映像工房ILMがVFXを担当した。CG映像や3Dが“当たり前”になってしまった現代の観客を相手にエイブラムス監督とスタッフたちがどんな“驚異”を見せてくれるのか楽しみだ。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
8月23日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほかで公開
※8月16日(金)、17日(土)、18日(日)先行公開あり

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