『アウトロー』でトム・クルーズと組んだばかりのクリストファー・マッカリーが、『ミッション:インポッシブル』最新作の監督に決まった。有力候補とささやかれていたが、マッカリー本人が”Mission:Accepted”とツィートした。

『アウトロー』で監督兼脚本家を務めたほか、マッカリーは脚本家として『ワルキューレ』でもクルーズの作品に関わっている。彼が脚本を手がけた映画には、『ユージュアル・サスペクツ』『ツーリスト』『ジャックと天空の巨人』『ウルヴァリン:SAMURAI』などがある。

シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、世界で7億ドル近くを売り上げる大ヒットになった。毎回監督を変えてきたのも『ミッション…』シリーズの特徴で、1作目はブライアン・デ・パルマ、2作目はジョン・ウー、3作目はJ.J.エイブラムス、4作目はブラッド・バードが監督している。最近キャリアが盛り返しているクルーズにとっても『ミッション…』はまだ特別な存在だ。

5作目に正式にゴーサインが出たため、クルーズは主演予定だった『Man from U.N.C.L.E』を降板。60年代に人気を得たテレビ番組『0011ナポレオン・ソロ』の映画化企画で、クルーズに代わり、『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィルがナポレオン・ソロ役を演じることが決まっている。

文:猿渡由紀