「やまぐち美食コレクション2013」ポスター

山口県は、6月にスタートした「美食王国やまぐち」プロジェクトの第二弾として、「やまぐち美食コレクション2013」を開催する。募集は9月30日までで、投票は9月25日から10月31日まで。

山口県内のお店や県民・観光客が全国におすすめしたい「ぶちうまメニュー」を応募・投票し、ウェブサイトで山口県の美食メニューを紹介するキャンペーン。「ぶちうま」とは山口県の方言で「すごくおいしい」という意味。募集するのは肉料理、魚料理、麺類など10カテゴリ。ランキング上位のメニューには、投票数に応じて★マークを付与して認定証を授与するほか、ガイドブックを作成・配布する。

特設サイト(http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/)で、山口県で味わえるおすすめの一品の店名、料理名、写真、コメント、使用食材などを入力すれば、自薦/他薦を問わず、誰でもエントリーできる。郵送・FAXでの申し込みも受け付ける。

投票方法は、サイトに掲載された自分がおすすめしたいメニューの「ぶちうまボタン」を押し、メールアドレスを入力する。投票に参加した人には、抽選で上位入賞店舗の食事券などをプレゼントする。

「美食王国やまぐち」プロジェクトは、山口県が設立したバーチャル会社「(株)おいでませ山口県」が観光活性化のために展開する事業。弘兼憲史のマンガ『島耕作』シリーズの主人公・島耕作が社長を務める。プロジェクト第一弾では、フレンチの世界的巨匠、ピエール・ガニェール氏を「美食王国やまぐち親善大使」に迎え、国内外に情報を発信した。

第三弾、第四弾の企画も進行中で、「食」と自然、歴史、人物などを組み合わせた新たな観光素材「やまぐち味紀行」の開発、食の総合イベントの開催、東京・羽田空港ターミナルビル内のレストランでの「食のフェア」などを予定している。