田中大貴(アルバルク東京) 田中大貴(アルバルク東京)

2月7日、『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18』の概要が発表された。今季も各地区上位2クラブと残り12クラブのうちの上位2クラブのB1リーグ戦上位8クラブがトーナメントで覇権を争う。5月11日(金)~14日(月)に2戦先勝の『B.LEAGUE QUARTERFINALS 2017-18』、18日(金)~21日(月)に2戦先勝の『B.LEAGUE SEMIFINALS 2017-18』をリーグ戦上位順位クラブの本拠地で行い、26日(土)に横浜アリーナで一発勝負の『B.LEAGUE FINAL 2017-18』を開催し、第2代チャンピオンを決するのだ。

A東京×川崎 チケット情報

この賞金総額1億円を超えるビッグトーナメントの戦い模様を左右するカードが今週末ラインナップされている。アルバルク東京×川崎ブレイブサンダース。東地区1位でチャンピオンシップ出場順位1位・A東京と、東地区3位でワイルドカード上位のチャンピオンシップ出場順位7位・川崎が対戦する。『B.LEAGUE SEMIFINALS 2016-17』で激突したライバル対決が、今後の展開次第では『B.LEAGUE QUARTERFINALS 2017-2018』で対峙する可能性もあるのだ。

序盤に9連勝を飾り波に乗ったA東京は前節・レバンガ北海道とは星を分け合ったが、その前は6連勝。ホームで15勝2敗と圧倒的な強さを誇り、上位の鉄則で連敗はしない。『B1リーグ』最高勝率も頷ける戦いぶりを見せている。27勝7敗の原動力となっているのは、西地区1位に君臨する琉球ゴールデンキングスに続く、リーグ失点2位のディフェンスである。

A東京の強みがディフェンスなら、川崎の武器はオフェンスだ。川崎は中地区1位を独走するシーホース三河に次ぐ、リーグ2位の得点数をマークする。初代MVP&得点王のCニック・ファジーカスは今季も平均25.6点を叩き出す。22勝12敗と2位と2ゲーム差をつけられているが、直近10試合は8勝2敗と上げ潮にある。

今季の対戦成績は1勝1敗。10月25日の今季初戦はSG田中大貴が24得点の活躍を見せ、99-91でA東京がスリリングな点の取り合いを制した。敗軍の将・北卓也HCも「エキサイティングなゲームで、負けた自分が言うのも変だが、見ていて楽しかった」と語るほどの好試合となった。第2戦は12月20日。SF長谷川技が前半5本ものスティールと勝負どころの3Pシュートをズバリ。北HCが「選手が気持ちを出してくれた。勝因はディフェンス」と称える内容で川崎が77-67の完勝を収めた。

A東京×川崎は2月10日(土)・11日(日・祝)・アリーナ立川立飛でティップオフ。両日とも逆バレンタイン企画として、選手メッセージ入りカードを女性の来場者全員にプレゼント。A東京としては今週末、そして2位千葉の本拠地に乗り込む第20節でガッチリ首位固めをしたいところ。川崎としてはこれ以上首位から離されるわけにはいかない。チケット発売中。