世界最大級の交通プラットフォームを手がける中国の滴滴出行(DiDi)とソフトバンクは2月9日、日本のタクシー事業者向けサービスで協業することになったと発表した。DiDiは、中国の400都市で4億人以上のユーザーに交通サービスを提供している。 この協業は、タクシー事業者とドライバーの稼働率向上を目的に、DiDiのAI(人工知能)技術を活用してタクシー配車プラットフォームの構築を目指すもの。2018年中をめどに大阪府、京都府、福岡県、東京都などで実証実験を実施する予定のほか、両社で合弁会社の設立することも視野に入れている。