(左から)J.J.エイブラムス監督、アリス・イヴ、クリス・パイン、ザッカリー・クイント

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のJ.J.エイブラムス監督をはじめ、主演のクリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴが来日。8月13日に都内で行われた記者会見に出席した。

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映画は、未来世界を舞台に、ジェームズ・T・カーク(パイン)をはじめとする仲間たちがエンタープライズ号に乗り込み、危機に立ち向かう姿を描いたSFシリーズ。『スター・トレック』(2009)の監督、キャストが再集結した作品で、地球を危機に陥れようとする冷酷な悪役ジョン・ハリソンの脅威にカークたちが立ち向かう姿が描かれる。

この日の会見はインターネット上で生中継されており、会見場の壁面のビジョンには視聴者たちの生のコメントがすぐさま現れる仕組みに。会場とネット上の視聴者から拍手と歓声で迎えられたエイブラムス監督は90秒で質問に素早く答えるクイック・クエスチョンに挑戦。「日本へ来るのは何度目?」「7回目!」「最近覚えた日本語は?」「『あ…J.J.』だね(笑)」「好きな日本食は?」「寿司」など親日家ぶりをうかがわせる答えに会場は大いに盛り上がった。

また、本作ついて「脚本が魅力的でユーモアや人間性といったものが描かれており、俳優たちも素晴らしかった。彼らにカメラを向けると生命感があふれてくるのが分かったよ」とコメント。本シリーズだけでなく数々のTVドラマや『スター・ウォーズ』シリーズなど、次々と大作の依頼が舞い込むことについてエイブラムス監督は「プレッシャーは常にあるよ」と偽らざる心情を吐露。「ただこういうプロジェクトではチームとして仕事をするわけで、彼らは家族から離れて懸命に仕事に打ち込んでくれる。だから彼らが報われるような作品にしたいと思ってるよ。全ての人を喜ばせることは難しいだろうとは思ってるし、この作品も『スター・トレック』ファンはもちろん、全ての映画ファンに向けて作ってるんだ。もしも気に入ってもらえなかったら申し訳ないけど、それでもこうした作品に参加するというのはとても感慨深い経験だよ」と笑顔を見せた。

続いて登場したパイン、クイント、イヴの3人もクイック・クエスチョンに挑戦。パインが最近覚えた日本語は「おいしい」、クイントが好きな日本食は「ラーメン」。さらにイヴには「カークとスポック選ぶならどちら?」という難問が投げかけられ、これにはイヴも「こんなのフェアじゃないわ(笑)!」と困惑しつつ「カーク、スポック、カーク、スポック…やっぱりカークかしら?」とはにかんでいた。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
8月23日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほかで公開
※8月16日(金)、17日(土)、18日(日)先行公開あり