『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』(C)2013 Twentieth Century Fox

ギリシャ神話の世界と現代を融合させたアクション大作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』の新たな予告編が公開された。

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』予告編

映画は、海の神・ポセイドンと人間の間に生まれた“半神(ハーフゴッド)”の少年パーシー・ジャクソンの冒険を描いた人気作の第2弾。新作では、邪悪な神々の王クロノスの復活を阻止するべく、パーシーが弟を名乗るひとつ目サイクロプスと極めて危険な“魔の海”に隠された“黄金の毛皮”を探す旅に出る。

このほど公開された予告編映像には、パーシーの弟・タイソンが登場する。彼はパーシーと同じ海の神・ポセイドンの息子だが、パーシーの母は人間なのに対し、タイソンの母は海の精で、ひとつ目のサイクロプスだ。タイソン役のダグラス・スミスは「サイクロプスは半神(ハーフゴッド)を食べるのが好きだから、タイソンは悪役のように見えるけれど、とても気持ちの温かいサイクロプスの中で最も善良な人だ。彼はサイクロプスだけに備わったさまざまなスキルを発揮するから、クエストでは便利な存在になる」と語っている。

前作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』では世界を救ったパーシーだが、新作では「あれは運だったのかもしれない」と思い悩み、父であるポセイドンが自分よりもタイソンと親しい関係であることもわかり自信を無くしてしまう。パーシーを演じたローガン・ラーマンは「兄弟愛と家族の大切さは、間違いなくシリーズの新しいテーマだ」と話しており、迫力ある冒険活劇だけでなく、家族愛や友情、主人公たちの成長ドラマにも厚みを持たせた作品になっているようだ。

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』
11月1日(金) 3D/2D 字幕・吹替同時公開