秘訣3:デジタル一眼レフカメラを使う

テクニックの話を根底から覆すようではあるのですが、初級者がいい写真を撮影できるようになるベストな方法は、デジタル一眼レフカメラを使うことです。「素人がデジイチを持っても使いこなせないんじゃ……」と心配する方も多いと思います。が実は、カメラほど機材の性能に左右されるモノもありません。

コンテストに出すような作品であれば、もちろん腕の影響が大きくなりますが、一般レベルで言えば、いいカメラを使えば、それだけいい写真を撮影できます。私自身、「もっと早くデジイチを使い始めておけば良かったなぁ」としみじみ実感しています。

 

 

ウソだと思う方は、4歳の娘が撮影したこの写真を見てください。使用カメラは『Nikon D7000』(6万円台)、レンズは『AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G』(2万円台)と、高価な機材も多い中で、どちらも比較的に安価で買える機材です。

どうでしょうか。正直、4歳の娘にこんな写真を撮影されてしまっては、カメラの腕とか、撮影テクニックとか、うんちくを語るのがバカバカしくなってしまいますよね。私が撮影した写真と大差ありません。いや、まいった。(^^;)

実は上記写真は、秘訣1「日の丸構図を避ける」と、秘訣2「絞りを使い分ける」も実践されています。絞りがf/1.8だったのは、娘の意図ではなく偶然ではありますが、背景がボケて、被写体が綺麗に浮かび上がっています。

 

カメラは奥が深い……が、素人でも劇的に改善させる方法もある!

以上、アマチュアの平凡な写真から脱して、プロっぽい写真を撮るための3つの秘訣をお届けしました。デジタル一眼レフカメラを買うのは金銭的ハードルがあるものの、どれも正真正銘、誰でも簡単に実践できる秘訣ばかりだと思います。

もちろんカメラは奥が深く、極めるのは一生かかっても難しいのでしょうが、一方で初級者が劇的に腕を上げる方法も確かに存在します。ぜひ実践してみてください!