“上下逆さま”の世界を描くラブ・ストーリー『アップサイドダウン』が9月に公開

2013.8.20 16:54配信
『アップサイドダウン 重力の恋人』のワンシーンと撮影中の模様

ジム・スタージェスとキルスティン・ダンストが共演する異色のラブ・ファンタジー映画『アップサイドダウン 重力の恋人』が9月7日(土)から公開される。本作は、“二重引力”によって寄り添う双子惑星で暮す男女の恋の行方を描いた斬新な作品だ。

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本作の舞台は、重力が反対に作用するふたつの惑星で、一方から上空を見上げれば、もう一方の惑星の街の灯りが見えるほどの距離に位置している。しかし、それぞれの立場は大きく異なっており、“下の世界”は貧困問題に苦しんでおり、富裕層が暮す“上の世界”は下の世界の燃料を不当に搾取して豊かな暮らしをおくっている。映画は、下の世界に暮す青年アダム(スタージェス)と上の世界に暮すエデン(ダンスト)の恋を壮大なスケールで描き出していく。

貧富の差が拡大したふたつの国・エリアを舞台にした物語はこれまでにも多く製作されてきた。しかし、本作は物語の設定をビジュアルで描き、ひとつのフレームの中に収めてしまったことだ。このほど公開された場面写真ではつねに“ふたつの世界”が上下逆さまの状態で描かれている。引力はそれぞれ地面の方向に向かって働いており、ある部分まで上昇しなければ一方の世界に行くことができない。また、ふたつの世界の行き来は原則的に禁止されている。

本作を手がけたファン・ソラナス監督とスタッフたちは、登場人物たちの繊細な恋愛ドラマを描く一方で、観客がアッと息をのむ映像世界を生み出すべく試行錯誤を繰り返した。ジャック・タチの傑作『プレイタイム』を思わせる広大なオフィスが上下それぞれに広がり、そこを登場人物たちが行きかう場面や、エネルギー不足で暗い下の世界から、星空のように輝く上の世界のネオンを主人公が見上げる場面、誰にも見つからない場所で上下逆さまの状態になりながらアダムとエデンがキスを交わす場面など、ファンタジックな描写が次々に登場する。

もちろん、これらの世界は単なる“映像の美しさ”だけでなく、アダムとエデンの恋の障害としても機能する。自分の世界の引力にしばられ、様々な困難や予想外の事態が降りかかる中で、ふたりはそれぞれの想いを遂げることができるのか? ロマンティックな設定と斬新なビジュアルが掛け合わさることで誰も観たことのないラブ・ストーリーが描かれる。

『アップサイドダウン 重力の恋人』
9月7日(土) 角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

(C)2011 / UPSIDE DOWN FILMS - LES FILMS UPSIDEDOWN INC - ONXY FILMS - TRANSFILM INTL - STUDIO37 - KINOLOGIC - FILMS - (UD) - J OUROR PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA

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