トークイベントの模様

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるサイモン・ペッグ&ニック・フロスト主演のSFコメデイ『宇宙人ポール』の日本公開を記念して、14日に都内でトークショーが開催され、ゲストに矢追純一と加藤夏希が登場。宇宙人と遭遇する方法など、仲良くなるコツを語った。

その他の写真

本作は、イギリスからやって来たオタクふたりが、“ポール”と名乗る宇宙人と出会い、彼を故郷へ帰すために奮闘する物語。主演のペッグとフロストは脚本も担当している。

UFOプロデューサーという肩書きを持つ矢追は「円盤などを見ることはしょっちゅう。今の時代、現象が無いと言うのには無理がある」と話し、SF映画好きの加藤は「宇宙人やUFOは、会ったことも、見たこともないけれど、存在は信じる」とコメント。

加藤からの「どうしたら宇宙人に会えますか?」という質問に、矢追は「みんな内心は、宇宙人が本当に目の前に現れたら怖いと思ってる。だから、本気で友だちになりたいと思っていれば会うことができる」とアドバイス。加藤は「この作品では“ポール”と仲良くなれるけど、もし実際に会ったら私は気絶すると思う。でも、その宇宙人の星に行って異文化交流したい!」と語った。また、その後も矢追から「アメリカの片田舎で発見された宇宙人の死体は日本人ソックリだった」「新しい科学では、人間の“心”や“想い”は宇宙を動かすくらいのパワーがあると言われている」といったコメントも飛び出し、会場では宇宙人についての熱いトークが繰り広げられた。

最後に、本作について矢追が「監督が洒落ている人で、『E.T.』などSF映画のパロディが織り込まれているし、アメリカのスラングばりばりのポールと、ふたりのイギリス人という組合わせが妙」と語り、加藤が「ずっと笑いっ放しで、時間がアッというまでした。人間模様もおもしろくて見応えのある作品です」とPRした。

『宇宙人ポール』
12月17日(土)シネクイントほか東京先行公開
12月23日(祝・金)全国ロードショー