ラジオサーバーポケットPJ-30

オリンパスイメージングは、AM/FMのラジオ音声と、ワンセグテレビ音声の3種類の放送を受信・録音するラジオレコーダー「ラジオサーバーポケット PJ-30」と「ラジオサーバーポケット PJ-35」の2機種を、8月30日に発売する。

AM/FM/テレビの放送の受信・録音ができる。ラジオレコーダーとして初のワンセグテレビ音声の受信に対応した。

小型・軽量で携帯性にすぐれ、本体上部に「遅聞き」「早聞き」「少し戻る」「インデックス」「A-Bリピート」の五つのボタンを配置。ポケットに入れたままでも操作できる。

お手本の発音をまねて繰り返して発音を練習する「シャドーイング再生」、音程を保った自然な発音で再生する0.5~0.9倍の「遅聞き再生」、1.1~3.0倍の「早聞き再生」など、語学学習に便利な機能を搭載する。放送局の周波数や時計設定などを音声で読み上げるガイド機能を備える。PCからの番組予約にも対応する。

本体上部の高感度ステレオマイクで、会議などをクリアな音声で録音できる。マイク感度の切替えや、音声に反応して自動で録音開始・停止する「VCVA(音声起動録音)」で、ビジネス用ICレコーダーとしても利用できる。

対応メディアは32GBまでのmicroSDHC/microSDカードで、本体には4GBのフラッシュメモリを搭載。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.4.11~10.8。

電源は単4形アルカリ乾電池×2本、またはニッケル水素充電池×2本。電池持続時間は、アルカリ乾電池の場合、録音時が約37時間、再生時が48時間、FMラジオ聴取時が約26時間。ニッケル水素充電時の場合、録音時が約26時間、再生時が33時間、FMラジオ聴取時が約19時間。サイズは幅50.8×高さ118.5×奥行き17.9mmで、重さは110g。

「PJ-30」は、本体をセットすると自動的に充電を開始するアンテナステーションが付属。背面の外部アンテナコネクタにアンテナをつなげば、より高品質な音声で受信・録音ができる。アンテナステーションは、サイズが幅69.5×高さ99.0×奥行き99.6mmで、重さは280g。

価格はオープンで、実勢価格は2万5000円前後の見込み。

「PJ-35」は、海外の高級車などが採用するDiracのスピーカーを搭載したアンテナステーションが付属。高精度の信号処理技術によって音の歪みを抑え、スピーカーの性能を最大限に引き出す「Dirac HD Sound」技術によって、原音に近いクリアな音を再生する。

アンテナステーションの前面下部には、「再生」「停止」「早聞き」「遅聞き」「A-Bリピート」など、語学学習に便利なボタンや機能を配置する。サイズは幅211.0×高さ129.8×奥行き118.0mmで、重さは670g。

価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。