ASUSTeK Computer(ASUS)は、液晶ディスプレイの新製品として、フレームレスデザインとAH-IPS液晶パネルを採用した29インチウルトラワイドの「MX299Q」、27インチワイドの「MX279HR」、23インチワイドの「MX239HR」、Adobe RGB対応の27インチワイド「PA279Q」、アスペクト比21:9の29インチウルトラワイド「PB298Q」の計5機種を、8月22日から順次発売する。

「MX299Q」は、SXGAディスプレイ2台分の表示領域に相当する解像度2560×1080、アスペクト比21:9の29インチ・ウルトラワイドスクリーンを採用。複数のウィンドウを同時に配置して、効率よく作業できる。無料の専用ソフト「ASUS MultiFrame」を使えば、さらにウィンドウマネジメントの自由度を高めることができる。

ベゼル幅0.8mm、最薄部16.4mmのスリムなフレームレスデザイン。液晶パネルには、上下左右178°の広い視野角をもち、色調変化や色飛びが起きにくく、透過率の高いAH-IPSパネルを採用。独自の映像エンジン「Splendid」と組み合わせることで、どの角度から見ても鮮明で美しい映像を映し出す。

3ワット×2のステレオスピーカーを搭載。スウェーデンの高級オーディオメーカ-、バング&オルフセン アイスパワーと共同開発したオーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」で、原音に近い高音質を再生する。

インターフェースは、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4(MHL接続対応)×1、DVI-D(デュアルリンク対応)×1を搭載。サイズは幅700.2×高さ391.0×奥行き215.1mmで、重さは約5.5kg。価格はオープンで、実勢価格は5万9800円前後の見込み。9月中旬以降に発売する。

「MX279HR」と「MX239HR」は、幅0.8mmのスタイリッシュなフレームレスデザインを採用。上下左右178°の広視野角で省電力のAH-IPSパネルと、オーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を搭載する。インターフェースはHDMI 1.3×2、D-sub15ピン×1を備える。発売日は8月22日。

「MX279HR」は、27インチワイド(解像度1920×1080)、サイズは幅622.6×高さ441.3×奥行き225.2mmで、重さは約5.2kg。価格はオープンで、実勢価格は3万7800円前後の見込み。

「MX239HR」は、23インチワイド(解像度1920×1080)、サイズは幅522.2×高さ392.2×奥行き207.2mmで、重さは約3.7kg。価格はオープンで、実勢価格は2万5800円前後の見込み。

「PA279Q」は、解像度2560×1440の27インチワイド液晶を搭載。sRGBカバー率100%の広色域をカバーする。

10bit LUT採用の滑らかなグラデーション表示、最大色差が2以下のすぐれた色再現精度、広視野角で透過率が高いAH-IPSパネル、2画面表示の「Picture in Picture」「Picture by Picture」機能、90°回転が可能なピボット機能などを備え、本格的な写真編集やDTPに適した作業環境を構築できる。

インターフェースは、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1、DVI-D(デュアルリンク対応)×1のほか、DisplayPort 1.2出力×1、USB3.0入力×1、USB3.0出力×6、SDXC/SDHC/SD/メモリースティック/メモリースティックデュオなどに対応したカードリーダーを備える。

サイズは幅640.78×高さ559.84×奥行き240.0mmで、重さは約10kg。8月22日の発売で、実勢価格は8万9800円前後の見込み。

「PB298Q」は、解像度2560×1080、アスペクト比21:9の29インチウルトラワイドスクリーンを搭載。90°回転して縦長画面で使うこともできるので、ウェブサイトや文書などもスクロールせずに表示できる。

液晶パネルには、上下左右178°の広視野角で、低消費電力のAH-IPSパネルを採用。ノングレア仕様なので、周囲の光源環境に左右されることがない。また、100×100mmのVESAマウント対応で、モニタアームに取りつけて自由にレイアウトできる。

インターフェースは、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1、DVI-D(デュアルリンク対応)×1を備える。サイズは幅700.0×高さ376.0×奥行き218.0mmで、重さは約8.5kg。10月上旬以降の発売で、実勢価格は5万4800円前後の見込み。