Aグループ1位となったINAC神戸レオネッサ (C)J.LEAGUE PHOTOS Aグループ1位となったINAC神戸レオネッサ (C)J.LEAGUE PHOTOS

5月25日、熱戦の火蓋を切って落とした『プレナスなでしこリーグカップ2013』がいよいよ決勝トーナメントに突入する。8月25日(日)・浦和駒場スタジアムで準決勝2試合がキックオフを迎えるのだ。

『プレナスなでしこリーグカップ2013』チケット情報

4強に名乗りを挙げたのは、以下の4チーム。5勝3分でAグループ1位突破したINAC神戸レオネッサ(以下、I神戸)、5勝1分2敗でAグループ2位の岡山湯郷Belle(以下、湯郷ベル)、7勝1分でBグループ1位となったV3王者の日テレ・ベレーザ(以下、日テレ)、5勝1分2敗でBグループ2位のジェフユナイテッド市原・千葉レディース(以下、ジェフL)だ。

「リーグ戦とカップ戦は別物」とは、サッカー界の定説だが、プレナスなでしこリーグ2013の首位を独走するI神戸、2位の日テレの予選リーグ突破はさておき、5位の湯郷ベル、7位のジェフLが勝ち抜き、リーグ3位の伊賀フットボールくノ一がAグループ最下位となる波乱も起きた。

準決勝のカードはI神戸×ジェフL、日テレ×湯郷ベルである。I神戸はDF・近賀ゆかりが8月4日、エース・澤穂希が8月17日の予選リーグAグループ最終節で戦線復帰し準備万端、大会4連覇を狙う日テレも予選リーグBグループ8試合で22得点5失点と死角はない。

ただ、2年連続で日テレ×I神戸の決勝かと思うのは早計である。湯郷ベルは得点ランキングトップの宮間あやが8ゴールを量産し、I神戸との2試合は3-3のドローと3点先制を許しながら2-3まで迫るなど、紙一重の勝負をしている。ジェフLは試合によって波があるものの、守備で高い集中力を保つことができれば、そう易々とはゴールを献上しない。

果たして、決勝の舞台(9月1日(日)・エディオンスタジアム広島)へ進出するのはI神戸と日テレか。それとも、湯郷ベル、ジェフLが一発勝負で波乱を起こすのか。8月25日(日)・第一試合・I神戸×ジェフL、第二試合・日テレ×湯郷ベルが浦和駒場スタジアムでキックオフ。チケット発売中。