昨年よりパワーアップした宣伝トラック“メガ貞子2”

日本ホラー映画界のアイコン“貞子”が、30日(金)より全国公開される新作『貞子3D2』PRのため週末、ナゴヤドーム、西武ドーム、渋谷パルコに出没し、怒涛のプロモーション活動を展開した。

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24日は、ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズVS阪神タイガースのデーゲームで始球式をつとめた貞子。投球後に力尽き、ドアラに抱えられてマウンドを後にしたが、その後、西武ドームに登場。ドームに集った27680人の観客の歓声と悲鳴を浴びながら、劇中に登場する“貞子の子”子貞子を3人連れ、再びマウンドに立ち、埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス戦の始球式をつとめた。

翌25日は、渋谷パルコ・公園通り広場で開催された“夏のメガ貞子祭り”で、景気払いの打ち水と、一般客との握手会や記念撮影を行った。あいにくの雨模様だったが、貞子をひと目見ようと会場には、大勢の観客が列をなし、幼児が貞子を見るや泣き叫び本気で嫌がるという一幕もあった。また、会場に設置された“メガ貞子”が乗った宣伝トラック“メガ貞子2”は、30日(金)まで、都内を周回する予定だ。

マスコミの取材に対して、貞子は代理人を通して「昨日、西武ドームで始球式を行い、2日連続のイベント稼働となるので少し体がキツいですが、握手会で子供が泣いたのは狙い通りです。(貞子の活発なイベント稼働に関して)英勉監督に、ゆるキャラ呼ばわりされましたが、今ゆるキャラがブームなので、乗っかった方が良いと考えています。ライバルは(同日公開の『マン・オブ・スティール』の主人公)スーパーマンですね」とコメントしている。

新作映画『貞子3D2』は、3D映像を駆使して日本のホラーアイコンを復活させた『貞子3D』の続編。前作に続いて英勉監督が、鈴木光司の書き下ろしストーリーを基に、貞子の遺伝子を受け継いだ“ある少女“の物語と恐怖を描き出す。

『貞子3D2』
8月30日(金)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー