シャワー室内部は意外に広々としており、きちんと脱衣所とシャワー室が内部で隔てられている。
 

 
シャワー室内部
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充実の備え付けグッズ
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石鹸やシャンプー、ボディタオル、ドライヤーなどが備え付けられており、手ぶらで来ても問題なく体の汚れを落とすことができる。設備的にはかなり充実していると言えるだろう。

コインシャワーの内部が明らかになったところで、せっかくなので、実際にシャワーを浴びてみることに。

 

シャワーを浴びる 

ここに300円を投入して……
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いざ、シャワー!
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10分間のシャワーを愉しむ
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実際にシャワーを浴びてみたが、特に問題なく体を洗うことができた。
設備自体も新しく、むしろ快適だったと言える。(※バスタオルは持参)

ここまでに要した時間は約30分ほどであったが、その間にカブに乗って現れた30代前後の男性や、屋外の現場で働いてきたであろう50代の男性など、数人の客を確認することができた。

それなりに客足があるようだが、そんな中、写真はNGながら前述した50代の男性にお話を伺うことができた。

――こちらはよく利用されるのですか?

「俺はよそから来てるもんなんだけど、このあたりに仕事で来ている時期は毎日のように使ってるよ」

――銭湯と比べていかがでしょうか。

「銭湯はこのあたりだと曙町の方まで行かないとないからなあ。まあこっちのシャワーもキレイだし、俺はこっちで満足してるけど」

――『人間用』とありますが……キニナった事はありませんか?

「ん?(外に出て)…今気付いたよ、面白いね(笑)」

利用客にもおおむね満足感が得られている事が分かったところで、最後に経営者の方に連絡を取ってみると、取材を快諾していただけた。

キニナル「人間用」と書かれた経緯について、実際にお話を伺った。