写真左より、サントリー・大久保直弥監督、真壁伸弥主将、NTTコム・友井川拓主将、林雅人監督 写真左より、サントリー・大久保直弥監督、真壁伸弥主将、NTTコム・友井川拓主将、林雅人監督

8月26日、『ジャパンラグビー トップリーグ 2013-2014』のプレスカンファレンスが行われた。開幕戦を週末に控え、全16チームの監督(ヘッドコーチ)・主将が一堂に会した。

11年目のシーズンとなる今季は、参加チームが14チームから16チームに増え、大会方式も総当りリーグ戦→プレーオフトーナメントから2プール2ステージ制→プレーオフトーナメントに変更となった。

まず、2年連続2冠王者のサントリー、4位・神戸製鋼、5位・トヨタ自動車らが属すプールA、2位・東芝、3位・パナソニック、6位・ヤマハ発動機らが属すプールBで、それぞれ8チーム総当りのリーグ戦を展開。各組上位4チームがグループA、下位4チームがグループBで、セカンドステージを戦う。セカンドステージ・グループAの1~4位がプレーオフトーナメントで雌雄を決するのだ。

昨季までより1試合多く、さらにタフな戦いになるが、各チームとも気合い十分。トップリーグ4強を形成するサントリー、東芝、パナソニック、トヨタ自動車の各指揮官・主将は次のように意気込みを語った。

「開幕戦はまだ暑いが、攻めるのがサントリーのスタイル。アグレッシブ・アタッキングラグビーを貫き、2冠を勝ち取りたい」(サントリー・大久保直弥監督)
「優勝するという強い気持ちを一試合一試合ハングリーに出していきたい」(サントリー・真壁伸弥主将)

「3年ぶりにタイトルを奪いに行くために、全力で開幕のキヤノン戦に臨みたい」(東芝・和田賢一監督)
「東芝のストロングポイントであるモールとスタンディングラグビーに注目してほしい」(東芝・リーチ マイケル主将)

「今季こそなんとしてもタイトルを奪還するべく、うちの強みであるディフェンスの切り返しと攻撃力を出していきたい」(パナソニック・中嶋則文監督)
「目の前の一試合にベストを尽くし、優勝まで突っ走りたい」(パナソニック・堀江翔太主将)

「開幕までわずかな時間だが、いい準備をして80分間タフなラグビーをしたい」(神戸製鋼・苑田右二ヘッドコーチ)
「目標の優勝へ向けていいスタートが切られるように、開幕のNEC戦で勝ちたい」(神戸製鋼・橋本大輝主将)

4強だけではない。トップ4を脅かす可能性を秘めたトヨタ自動車、ヤマハ発動機、近鉄なども虎視眈々。

開幕戦は8月30日(金)・秩父宮ラグビー場でのサントリー×NTTコムを皮切りに、8月31日(土)・秩父宮にてリコー×コカ・コーラウエスト、東芝×キヤノン、キンチョウスタジアムにてヤマハ×クボタ、近鉄×パナソニック、ユニバー記念競技場にて神戸製鋼×NEC、9月1日(日)・豊田スタジアムにてNTTドコモ×九州電力、トヨタ自動車×豊田自動織機の組み合わせでキックオフ。チケット発売中。

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