新「PIXUS」シリーズ

キヤノンは、家庭用インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの新製品として、A4対応の複合機「MG7130」「MG6530」「MG5530」「MG3530」の4機種を9月5日に発売すると発表した。価格はオープン。

「MG7130」「MG6530」「MG5530」は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や写真共有サイト、ストレージサービスなどのクラウドサービスと連携して、クラウド上の写真や文書を簡単に印刷できる「新PIXUS クラウドリンク」に対応。「PIXUS」本体からはもちろん、専用アプリ「PIXUS Print」をインストールしたスマートフォンやタブレットからも操作ができ、外出先でもインターネット経由で簡単に写真や文書を印刷できる。「PIXUS Print」は、ウェブページ、PDF、Office文書などの印刷、スキャンしたデータの端末への保存などにも対応する。

全モデルとも染料インクや顔料ブラックインクなどを採用した「ハイブリッド」インクシステムを搭載し、写真でも文書でも高画質な印刷を実現する。

「MG7130」「MG6530」は、グレーインクを含む独立した6色のインクタンクシステム「6色ハイブリッド」を採用。最小インク滴1pl、最高解像度9600×2400dpiの高密度プリントヘッド「FINE」を搭載し、写真や文字をくっきりと鮮やかに印刷する。「MG7130」はタッチ対応の3.5型液晶、「MG6530」は3.0型液晶を備える。

カラーは「MG7130」がブラック、ホワイト、レッド、ブラウンの4色、「MG6530」はブラック。オンラインショップ価格は「MG7130」が2万9980円、「MG6530」が2万4980円。また、「ガンダム」のコラボレーション企画「PIXUS×GUNDAM PROJECT」の第一弾として、シャア専用カスタマイズキットつきモデルを、500台限定でキヤノンオンラインショップで販売する。オンラインショップ価格は、通常モデルと同じ2万9980円。

「MG5530」は、独立した5色のインクタンクシステム「5色ハイブリッド」を搭載したスタンダードモデル。最小インク滴2pl、最高解像度4800×1200dpiの高画質印刷を実現する。2.5型液晶を備える。カラーはブラックとホワイトの2色で、オンラインショップ価格は1万7980円。

「MG3530」は、4色のインクタンクシステム「4色ハイブリッド」のエントリモデル。最小インク滴2plで、最高解像度4800×1200dpiの高画質印刷を実現する。液晶は非搭載で、「新PIXUS クラウドリンク」にも対応していない。カラーはブラックとホワイトの2色で、オンラインショップ価格は1万980円。

8月27日に開催した製品発表会には、「PIXUS」シリーズのコミュニケーションパートナーを務める女優の桐谷美鈴さんが登場。9月5日からオンエアするテレビCMでは、印刷した写真の被写体として、実家で飼う愛犬のランちゃんとCM初共演を果たした。

桐谷さんは、愛犬の写真を見つめながら「チワワらしいくりくりした目で、こっちを見ている姿が『いいね』です。親バカですね」と笑った。

・シャア専用カスタマイズキットつき「PIXUS MG7130」の詳細はこちら