上段左から「HP ENVY4500」「HP ENVY121」、下段左から「HP Photosmart 6521」「HP Photosmart 5521」

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、A4インクジェット複合機の新製品として、「HP ENVY4500」「HP ENVY121」「HP Photosmart 6521」「HP Photosmart 5521」の4機種を9月5日に発売する。

無線LAN機能を搭載。本体の液晶パネルからワイヤレス接続ウィザードを使用して、PCなしで無線LAN設定ができる。また、無線LANルータやアクセスポイントのない環境でも無線LAN印刷ができる「ワイヤレスダイレクト」機能を備える。

モバイルプリント機能が充実し、スマートフォンやタブレット端末からプリンタにメールを送るだけで印刷できる「HP ePrint」、プリントやスキャンの実行、インク残量を確認できるアプリ「HP Printer Control」、ウェブページが印刷できる「HP ePrint App」など、多彩な機能に対応する。また、従来のiOS搭載端末に加えて、HPのAndroid搭載端末からもアプリを使わずに直接印刷できる。

自動両面印刷機能で、用紙コストを節約できるほか、待機時の消費電力を削減する「オートオフ機能」を搭載するなど、環境に配慮した設計を採用している。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP(SP3以降)、Mac OS X。

「HP ENVY4500」「HP ENVY121」は、黒インク、カラーインクのどちらか片方だけでも印刷できる「シングルカートリッジモード」に対応。モノクロ印刷が多い場合は、カラーインクカートリッジを外して黒インクだけで印刷することで、不要なインクの消費を抑える。

「HP ENVY4500」は、「ワイヤレスダイレクト」機能やモバイルプリントなど、豊富な機能を安価に実現したコンパクトなエントリモデル。印刷速度は、モノクロが約8.8枚/分、カラーが約2枚/分。給紙容量は最大でA4普通紙100枚。サイズは幅445×高さ120×奥行き334mmで、重さは5.5kg。オンラインショップのHP Directplus価格は7980円。

「HP ENVY121」は、高級感のあるピアノブラックカラーの高機能モデル。スキャンする面をガラス越しに確認しながらスキャン/コピーができる「シースルースキャン」、イジェクトボタンで給紙トレイがせり出す「自動給紙トレイ」など、快適な操作性をもつ。ハガキ印刷ソフト「宛名職人プリンタバンドル版CD」が付属する。

印刷速度は、モノクロが約7枚/分、カラーが約4枚/分。給紙容量は最大でA4普通紙80枚。サイズは幅427×高さ102×奥行き336mmで、重さは7.25kg。HP Directplus価格は2万6880円。

「HP Photosmart 6521」は、大きな文字表示で見やすく、簡単に操作できる3.45インチカラータッチスクリーン搭載モデル。メモリカードからダイレクトプリントができる。2段トレイを搭載し、A4用紙とフォト用紙を入れ替える手間を省いている。ハガキ印刷ソフト「宛名職人プリンタバンドル版CD」が付属する。

印刷速度は、モノクロが約12枚/分、カラーが約8.5枚/分。給紙容量は最大でA4普通紙80枚。サイズは幅440×高さ160×奥行き380mmで、重さは6.2kg。HP Directplus価格は1万6800円。

「HP Photosmart 5521」は、購入しやすい価格ながら、多彩なモバイルプリント機能やメモリカードからのダイレクトプリントに対応し、4色独立インクシステムを採用するコストパフォーマンスにすぐれたモデル。ハガキ印刷ソフト「宛名職人プリンタバンドル版CD」が付属する。

印刷速度は、モノクロが約11枚/分、カラーが約8枚/分。給紙容量は最大でA4普通紙80枚。サイズは幅444×高さ143×奥行き325mmで、重さは5.1kg。HP Directplus価格は9870円。

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