親の基準で子どもを褒めたり、他人と比べて褒めたりする

褒めることで伸びる子どもは多いですが、その褒め方を間違えると子どもの頑張ろうとする気持ちを奪ってしまう可能性があるようです。

「〇〇君より上手にできたね」などという褒め方は、褒める前に子どもが〇〇君と比べられたことを嬉しく思うか、残念に思うかで効果に違いが出てきます。

誰もが認める優等生と比べられ、その子よりも上手に出来たと褒められれば更に伸びるのかもしれませんが、そうでない可能性があれば注意が必要です。

子どもを褒める時は「以前よりも出来るようになったね」など、子ども自身を基準に褒めるようにしましょう。

ルールにばかりにとらわれた発言をする

「人に迷惑をかけないように」という信念のもとに子育てをするママは多いですね。確かに社会で生きていくためには必要な考えですが、あまり言い過ぎると「これをすると人に迷惑が掛かるからやめておこう」と行動も起こさずすぐにあきらめてしまい、子どもの思考が停止してしまうと言います。

「誰かに迷惑が掛かるかもしれないからやめておこう」ではなく、「誰かのために役に立つかもしれないからやってみよう」という考えを持たせるには、ルールという枠にとらわれすぎた発言は慎んだ方が良さそうです。

このように、すぐにあきらめてしまう子どもの背景には、親の接し方が関係していることが分かります。

我が子のことを世界の誰よりも一番に考えている親だからこそ、ついやってしまいがちな行動ばかりですが、その行動が子どもの成長を阻害している可能性があることも意識したいものです。

子どもの才能を引き出し、最後まであきらめずに頑張る子どもに変えるには、親自身の意識も変えていかなければならないことを肝に銘じて子どもと接したいですね。

早速今日のひと言から、親子が変わるための第一歩を踏み出してみませんか。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。

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