渡辺謙、日本版『許されざる者』は「強い映画になった」と熱弁

2013.9.3 12:54配信
渡辺謙

クリント・イーストウッド主演・監督の傑作を日本でリメイクする『許されざる者』のジャパンプレミアが2日、東京国際フォーラムで行われ、主演を務める渡辺謙をはじめ、佐藤浩市、柄本明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼、滝藤賢一、小澤征悦、三浦貴大、李相日監督が勢ぞろいした。登壇者を代表し、渡辺は「何かを感じてもらえる、強い映画になった」と日本映画の才能が結集した本作を、来場した4000人のファンにアピールしていた。

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オリジナルと同じ19世紀を舞台に、かつて江戸幕府の残党として京都中にその名を轟かせるも、二度と刀を持たないと誓った男が北海道の大地で辿る数奇な運命を描き出す。オリジナルでイーストウッドが演じた役を渡辺が、モーガン・フリーマンの役を柄本が、ジーン・ハックマンの役を佐藤が演じる。

暴力に徹する警察署長役の佐藤は「バイオレンスな男を演じるだけでは、監督が許してくれない。そこにいる自分の在り様が、皆さんにどう映るか楽しみ」。一方、柄本は『悪人』(2010)以来となる李監督とのタッグに「本当にしつこいです(笑)。いろいろ大変なところもあるが、俳優部はそんな監督を待っている」と喜びを語っていた。

テイクを重ねることで、俳優のポテンシャルを引き出す演出が高く評価されている李監督は「よく“しつこい”と言われますが、それは褒め言葉と受け止めています」と誇らしげ。それでも「心が折れそうになったことは数えきれない」といい、「現場の皆さんに支えられた。多くの見せ場がある作品だが、最後に流れるエンドロールが最大のクライマックス。安っぽい言葉ですが、現場の血と汗と涙でできあがった映画です」と熱弁していた。

本作は現在開催中の第70回ベネチア国際映画祭に特別招待作品として出品されているほか、第38回トロント国際映画祭の特別上映部門にも正式出品が決定。さらに、第18回釜山国際映画祭のガラプレゼンテーション部門に出品されることも発表された。

『許されざる者』
9月13日(金) 全国ロードショー

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