世界最高峰のプロリーグ『スーパーラグビー2018』が2月17日に開幕。ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズやニュージーランド勢、オーストラリア勢に先立ち、南アフリカで開幕戦がキックオフを迎えた。昨季準優勝のライオンズが、『スーパーラグビー2017』プレーオフ準々決勝の再現となったシャークスを26-19で下せば、南アフリカカンファレンス1・1位で8強入りしたストーマーズもアルゼンチン代表を主体とするジャガーズに28-20で勝利。南アの2強が順調なスタートを切った。

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3年目のチャレンジとなるサンウルブズは今季、本気でトップ5をターゲットにする。1年目はわずか1勝、昨季は2勝するにとどまったサンウルブズにとって、とてつもなく高いハードルとなるが、決して大風呂敷を広げているわけではない。

ヘッドコーチにジェイミー・ジョセフHCが就任。指揮官も腹を決め、日本代表との二刀流を決断した。

メンバーも充実。NO.8リーチ マイケルを筆頭にWTBレメキ ロマノ ラヴァやLO姫野和樹ら、日本代表のキーマンたちの初参戦も叶った。WTB山田章仁が初年度に続き、サンウルブズに復帰するのも心強い。日本代表メンバーだけではない。SOヘイデン・パーカーにPRクレイグ・ミラーなど、実力者も呼び寄せた。ジョセフHCも「これまでよりももっと強い顔ぶれが揃った」と自信を持つ布陣になったのだ。

キャプテンにはNO.8ヴィリー・ブリッツとSH流大を指名。ふたりは次のようにコメントした。

「素晴らしい才能のある選手、リーダーシップのあるグループがすでにチームに存在している中、キャプテンのひとりに選ばれたことは、私にとって本当に名誉なこと。フィールドに仲間と立ち、いいパフォーマンスを出すことが本当に楽しみ。合宿が始まったばかりだが、選手に求められる基準はとても高く設定され、これから努力を続けなければいけない。サンウルブズには素晴らしい選手が揃っているから、みんなで頑張っていける。私たちは今シーズンに高い期待を持っている」(ブリッツ)

「まず今回初めてスーパーラグビーに本格参加できることを楽しみにしている。その上で、主将に指名されたことを、大変光栄に思う。サンウルブズはさまざまな国から集まった個性豊かなチーム。とくにコミュニケーションをとってチームをまとめあげることは重要な役割。他の選手とも協力をし、いいチームを作って今年の目標であるトップ5に入れるよう、貢献していきたい」(流)

『スーパーラグビー2018』開幕戦・サンウルブズ×ブランビーズは2月24日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。チーフス戦、ワラターズ戦、ブルーズ戦のチケットは2月20日(火)午後6時より一般発売開始。

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