米倉涼子とナオミ・ワッツ

ナオミ・ワッツが36歳でこの世を去った元英国皇太子妃を演じた映画『ダイアナ』のロンドンプレミアが現地時間5日に行われ、本作の日本語版でダイアナの声を演じる米倉涼子とワッツ、オリバー・ヒルシュビーゲル監督がプレミア前に対談を行った。

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映画『ダイアナ』は、夫の不倫や王室との確執に悩み、夫と別居生活を送っているダイアナが自らの道を歩み始め、孤独や迷いの中で安らぎの場所を求めて彷徨う最期の数年間が描いた作品で、ワッツはダイアナの話し方や振る舞いを徹底的に研究し撮影に臨んだ。

プレミア前に米倉と対面したワッツは「とても美しい人でお会いできてうれしい。あなたもダイアナ妃を演じられるわよ」とコメント。米倉が劇中でダイアナが“メスライオン”と呼ばれたことに触れ「メスライオンって呼ばれたことありますか? 私はあるんだけれど…」と質問すると、ワッツが呼ばれたことがないと返し、監督が「僕がいつか“メスライオン”って呼ぶよ」と笑顔で返すひと幕もあった。

その後、オデオン・レスター・スクエアで行われたレッドカーペットにはワッツ、監督、米倉のほかキャストのナヴィーン・アンドリュースらも登場。ヴェルサーチのロングドレスにショパールのジュエリーで会場に姿を見せたワッツは、「ダイアナは、とても知的で思いやりがある女性。強い精神とカリスマ性と優雅さを持ち合わせていた素敵な女性」と語り、会場に集まった数百人のファンの歓声をうけた。

『ダイアナ』
10月18日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国ロードショー