開幕2年目もいよいよ終盤戦へと突入するB.LEAGUE。シーズンの前半戦と後半戦の合間にあたる1月、熊本で開催されたオールスターゲームでは、約900km離れた東京でも次世代型ライブビューイング「B.LIVE in TOKYO」を成功させるなど、話題に事欠かない。

そんなB.LEAGUEの隆盛を象徴する2クラブの代表による対談が、2月某日実現した。B1千葉ジェッツの島田慎二代表とB2アースフレンズ東京Zの山野勝行代表だ。両氏の共通点が、「首尾一貫したコンセプトと育成に対するこだわり」だ。

千葉ジェッツはB.LEAGUEナンバー1の入場者数を誇るビッグクラブ。今シーズンからホームアリーナではプロジェクションマッピングを導入するなどエンタテイメント面の充実も他の追随を許さない。

今年1月に天皇杯2連覇という偉業も成し遂げた。「クラブとチームの方針を一気通貫させることに成功した去年、B.LEAGUEが開幕したタイミングで、失敗を恐れず多くのチャレンジをできたことが大きかった」と島田代表は振り返る。加えて、観客を魅了し続けるために「ホスピタリティ」「チーム」「エンタテイメント」の三本の軸を常に大切にしていると話した。

東京Zは創設3年目にあたる昨シーズン、B1,2全36クラブの中で観客動員数を最も伸ばした(前年比267.7%)成長著しいベンチャークラブだ。

クラブコンセプトは「世界に通用する選手の輩出」。今シーズンからは名将・小野秀二のもとで学んだ斎藤卓がヘッドコーチに就任し、コーチ陣は全員が海外経験を有する構成となった。現在はB2中地区で6位と苦戦を強いられているものの、チームの基盤づくりは着実に進んでいる。山野代表は「徹底した育成でチームを強化しお客様を魅了し、きめ細やかなホスピタリティでリピートいただくことが大事」と話した。

更に、ふたりの敏腕代表が目指すのはもっと先だ……。島田代表は「地域に対するクラブの存在意義やクラブとしての哲学の体現こそが、人びとの生活を豊かにすることであり、クラブだけでなくリーグ全体の価値の向上につながる」と熱弁。山野代表は「自分たちはバスケという領域からアースフレンズな世界の実現に寄与したい。その第一歩が世界に通用する選手の輩出であり、日本人に勇気を与えることだ」と続いた。

今シーズンも終盤戦。進化を続けるB.LEAGUE。コート内で華麗なプレーを繰り広げる選手だけでなく、ふたりのクラブ代表からも目が離せない。

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