『陽だまりの彼女』に出演した北村匠海と葵わかな (C)2013『陽だまりの彼女』製作委員会

嵐の松本潤、上野樹里が出演する映画『陽だまりの彼女』が10月に公開されるが、ふたりが演じる浩介と真緒の“中学時代”を演じた俳優が「松本と上野にとても似ている」と試写会などで話題を集めている。演じたのは北村匠海(たくみ)と、葵わかなのふたりで、単に“見た目”だけでなく、話し方や動きまで違和感がないよう入念に準備が行われたそうだ。

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本作は、越谷オサムのベストセラー小説を三木孝浩監督が映画化するもので、新人営業マンの浩介(松本)が“不思議な秘密”を抱えた真緒(上野)と10年ぶりに再会し、恋に落ちることから始まる奇跡を描く感動作。

北村はダンスロックバンドDISH//のメインボーカルで、『ブタがいた教室』や『沈まぬ太陽』などにも出演している16歳。葵はアイドルユニット“乙女新党”のメンバーで、ドラマ『たべるダケ』『相棒11』に出演している。劇中には浩介と真緒が中学時代がしっかりと描かれているが、本作を手がけた三木孝浩監督の意向で、松本、上野、北村、葵の4人でリハーサルが行われた。4人が同じ画面に登場することはないが、松本と北村、上野と葵はそれぞれが互いのセリフを交換してリハーサルを行い、身体や表情の特徴、クセなどを観察して、ひとりの人物の“過去”と“現在”を作り上げていったという。

「昔から松本さんに似てるといわれたこともあるので(笑)」という北村は映画について「ラブストーリーはあまりみない僕でも本当に見終わったあとはきゅんっとして、幸せな気持ちになりました」とコメント。「「上野さんに似せる事ができていたか、みなさんにぜひ観て欲しい」という葵は「空気感がすごく素敵だと思いました。ぽわっと、あたたかい気持ちになれる映画です」とメッセージを寄せている。

『陽だまりの彼女』
10月12日(土)全国東宝系ロードショー