左から、チェ・ジョンファ(鼓手)、オ・デファン、チョン・ソンウ、ユン・チョウォン、ユク・ヒョンウク、キム・ヘジョン(ソンファ姫のお付、スニ役) 左から、チェ・ジョンファ(鼓手)、オ・デファン、チョン・ソンウ、ユン・チョウォン、ユク・ヒョンウク、キム・ヘジョン(ソンファ姫のお付、スニ役)

韓国オリジナルミュージカル『恋の駆け引きの誕生』が9月6日、東京・アミューズ・ミュージカルシアターで開幕。当日は終演後に、キャストによるトークイベントも行われた。

ミュージカル『恋の駆け引きの誕生』チケット情報

百済の王子と新羅の姫の恋をコミカルに描いた同作。2011年11月に初演された音楽劇をもとに、新たに3曲を書き下ろしミュージカル作品として初上演する。ヘミョンという許婚がありながら、夜遊びに明け暮れる新羅のソンファ姫。ある日、プレイボーイでならす新羅の若君ソドンに出会う。若君と恋の駆け引きを楽しんでいたソンファだったが、いつしか本当の恋に落ちてしまう……。

ソドン若君役のチョン・ソンウは「楽しく初日の舞台を終えることができた。これからの公演も楽しみ」。ソンファ姫役のユン・チョウォンは「言葉が通じないので不安だったが、お客さんはすぐ反応してくれて心配は吹き飛びました」とそれぞれ手応えを話した。許婚ヘミョン役のオ・デファンはミュージカル『宮』に続いて2度目の日本公演。「今回は少人数のかわいらしい作品なので、応援よろしくお願いします」とアピール。若君のお付、ナミ役のユク・ヒョンウクは「今日は本当に楽しかったです」と流暢な日本語で挨拶、客席を沸かせていた。

日本でのオフの過ごし方をたずねられると、主演のふたりは「気ままに、いろいろなところへ出かけて、日本の方と接したい」(チョン・ソンウ)、「お台場へ行ってショッピングを楽しみたい。日本にはおいしいスイーツがあるのでたくさん食べてみたい」(ユン・チョウォン)とコメント。

最後にチョン・ソンウが「百済の「ソドンヨ」という歌がもとになって生まれた作品。日本にミュージカルという形でこのお話を届けることができて、とてもうれしく思います」と日本のミュージカルファンにメッセージを送った。

公演は9月23日(月・祝)まで。チケット発売中。