『Unbroken』を監督するアンジェリーナ・ジョリーが、子供たちを連れて、ロケを行うオーストラリアに入った。撮影は今週にもシドニーのフォックス・スタジオで始まる予定だ。

先週末にシドニーに入ったアンジェリーナと子供たちは、水族館を訪れるなどして休日を楽しんだらしい。ブラッド・ピットは同じ頃、プロデューサーと助演を兼ねる『12 Years a Slave』が北米プレミアされるトロント映画祭を訪れていた。ピットは現在ロンドンでデイビッド・エアー監督の『Fury』を撮影中のため、シドニーで家族と合流するのは少し先になりそうだ。

低予算のインディーズ映画『最愛の大地』で監督デビューを飾ったジョリーにとって、『Unbroken』は初めてのメジャースタジオ系映画。第二次大戦中、日本軍の捕虜になった元オリンピック選手の物語。主演にはイギリス人俳優ジャック・オコンネルが決まっている。北米公開は来年12月の予定。

文:猿渡由紀