オリンパス、ミラーレス一眼のフラッグシップ「OLYMPUS OM-D E-M1」、「新LiveMOSセンサ」を搭載

2013.9.10 20:19配信
OLYMPUS OM-D E-M1

オリンパスイメージングは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したミラーレス一眼カメラのフラッグシップ「OLYMPUS OM-D E-M1」を、10月上旬に発売する。

撮像面に37点の位相差AF(オートフォーカス)センサを配置し、「DUAL FAST AF」を実現する有効画素数1628万画素のLiveMOSセンサを搭載。新画像処理エンジン「TruePicVII」との組み合わせによって、高感度撮影時の色抜けを改善しつつ、従来機よりノイズの少ない高画質の写真が撮影ができる。

新画像処理エンジン「TruePicVII」は、独自の画像処理技術「ファインディテール処理」の進化版「ファインディテールII」で、レンズごとに出方の異なる倍率色収差を適切に補正し、レンズの種類と絞り値に応じたシャープネス処理を施すことで、自然で高品位な解像感を実現する。さらに、ローパスレスに対応したモアレ除去処理を搭載するとともに、動画撮影での急激なシーンチェンジの際に発生しがちなブロックノイズを低減する。

「DUAL FAST AF」は、撮影レンズや設定に応じて、像面位相差AF方式とコントラストAF方式を選択。像面位相差AF方式は37点のAFターゲットを配置し、一眼レフカメラ「OLYMPUS E-5」に迫るスピードを実現するとともに、特にF2.0クラスの明るいレンズでは、一眼レフ「E-5」以上の精度を発揮する。また、緻密なAFに対応する「スモールターゲット」と、応用性の高い「グループターゲット」、AFポイントをより小さい範囲で選択し、中心部分でのピンポイントAFができる「スーパースポット」を選択できる。

コントラストAF方式は、「PEN」シリーズ、「OM-D」シリーズの高速・高精度な「FAST AF」を継承しつつ、ポイントを35点から81点に拡張し、そのうち37点を像面位相差AFと同じ位置に配置した。

マイクロフォーサーズレンズ規格のレンズを装着して、被写体を追従してAFを合わせ続ける「C-AF」を選択すると、像面位相差AFとコントラストAFの両方を併用して、従来のミラーレス一眼が苦手としていた「C-AF」の追従性を大幅に改善し、連写性能を毎秒最大6.5コマに向上する。

内蔵電子ビューファインダー(EVF)は、フルサイズ機に匹敵するファインダー倍率0.74倍(35mmフィルム換算)で、236万ドットの高精細液晶パネルを採用。光学ファインダーに劣らない映像と、表示タイムラグ約0.029秒の違和感のない自然な動体追従性を備える。

明るい屋外での撮影時にはバックライトの輝度を上げ、暗い室内では下げることで、目の明順応・暗順応による視覚誤差を軽減する自動調整機能「キャッツアイコントロール」を搭載。バックライトの輝度を環境光の変化に応じて自動調整することによって適正な明るさを保ち、光学ファインダーの見え方に近づけることで、EVFによる撮影シミュレーションをしやすくする。

4枚の連続撮影画像から自動的にダイナミックレンジを拡大した画像を生成するHDR撮影モードでは、撮影時にダイナミックレンジを拡大したライブビュー「LVダイナミックレンジ拡大」ができる。30段階の色相調整、8段階の彩度調整(基準点を含む)によって、色相と彩度の組み合わせをGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)とライブビューで細かく設定できる「カラークリエーター」を備える。

手ブレ補正は、静止画から動画まで、撮影時に発生するあらゆるタイプの手ブレを補正するボディ内5軸手触れ補正機構を搭載。シャッター速度4段分の補正ができ、新制御アルゴリズムの採用で、「E-M5」と比較して低速シャッターでの手ブレ補正効果を向上した。

ボディは、高い剛性を誇る堅牢なマグネシウム合金を使用し、各所に機密性と耐候性の高い特殊シーリングを施した。-10°Cでの動作を保証し、ダストリダクションシステム「SSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)」による毎秒3万回転以上の超高速振動でゴミやホコリをはじき飛ばすので、荒天や低温、砂塵といった厳しい環境下でも撮影できる。

対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカードで、UHS-IメディアやEye-Fiカードにも対応する。サイズは幅130.4×高さ93.5×奥行き63.1mmで、重さは約497g。

ボディは10月上旬の発売。価格はオープンで、実勢価格は14万5000円前後の見込み。

交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」が付属する「OLYMPUS OM-D E-M1 12-50mm EZレンズキット」は10月上旬の発売。価格はオープンで、実勢価格は17万円前後の見込み。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が付属する「OLYMPUS OM-D E-M1 12-40mm F2.8レンズキット」は10月下旬の発売。価格はオープンで、実勢価格は22万円前後の見込み。

なお、「OLYMPUS OM-D E-M1」の発売を記念して、9月10日から発売日前日まで、「OLYMPUS OM-D E-M1」を予約した人に、マウントアダプタ「MMF-3」か「サンディスク エクストリーム SDHC UHS-I カード 32GB」のどちらかをもれなくプレゼントする「OM-D E-M1 予約キャンペーン」を実施する。

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