イーストウッド夫妻の離婚に、妻と娘が出演したリアリティ番組「Mrs. Eastwood & Company」が大きく関与していたことがわかった。プライバシーを尊重するクリントは、私生活を見せることを不快に感じていたらしい。

クリントとディーナ・イーストウッドは1996年に結婚。元TVキャスターのディーナは、2012年、ケーブルチャンネルで「Mrs. Eastwood & Company」と題する自分と娘ふたりを中心にしたリアリティ番組を企画した。クリントも時々登場したが、プライバシーを重視する彼は、内心、激怒し、その頃から結婚指輪をはずすようになったという。家庭内別居状態にもなって落ち込んだディーナは、長年の友人スコット・フィッシャーに話を聞いてもらうようになったようだ。

スコットは、妻エリカ・フィッシャーと離婚したばかり。ディーナとスコットはあくまで友人として相談しあっていたというが、ふたりの仲の良さに疑いを持ったエリカは、クリントにこのことを打ち明け、それがきっかけでクリントとエリカはつきあうようになったらしい。ディーナは今年の3月ごろクリントとエリカの交際を知り、大ショックを受けて、一時期、依存症更生施設に入っている。今ではディーナとスコットも、クリントとエリカ同様、公に交際をしている。クリントとディーナは口をきかない状態だそうだ。

クリントは現在、ブロードウェイミュージカルの映画化作品『Jersey Boys』を撮影中。

文:猿渡由紀