『エリジウム』

『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督がマット・デイモン、ジョディ・フォスターをキャストに迎えた待望の最新作『エリジウム』のインタビュー、メイキング映像がふんだんにつまった特別動画が公開された。

『エリジウム』特別動画

本作の舞台は2154年。富裕層は地球を離れ、“エリジウム”と呼ばれるスペースコロニーに暮らし、戦争も病気もない平和な日々を送っていた。一方、エリジウムに住むことのできない人々は荒廃した地球に残され、過酷な日常を強いられている。物語は、完璧なまでに美しい日々をおくるために地球の人々を抑圧し搾取するエリジウムの暴虐に立ち向かうことを決めた主人公マックスが、自身の身体に特殊な機械を埋め込み、世界で最も監視の厳しいエリジウムに潜入しようとする姿を描く。

このほど公開されたのは劇中に登場する“ドロイド”に注目した特別動画だ。ドロイドには様々な種類があり、“エリジウム”で召使の役割を担うものもあれば、戦闘能力を有し、地球の人々を監視・弾圧するタイプもある。デイモンは「ニールはセキュリティ・ドロイドを最高の特殊部隊だと評してた」と振り返る。劇中ではそんな最強部隊とデイモン演じる主人公マックスは直接対決することになるが、特別動画では両者の“対決シーン”や、メイキング映像が収められている。

ちなみに本作のVFXを担当したのは『ホビット』シリーズや『アバター』『第9地区』を手がけた名門WETAデジタルで、ブロムカンプ監督は「まさにWETA社が誇る職人芸の粋を集めた作品だ」と、映像の完成度に自信を見せている。

『エリジウム』
9月20日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー