米マカフィーは、現地時間の9月9日、ユーザー・エクスペリエンスを高め、パフォーマンスを向上した2014年版のPCセキュリティスイート製品ラインアップとして、「McAfee Internet Security 2014」「McAfee AntiVirus Plus 2014」「McAfee Total Protection 2014」を発表した。日本での発売は、2013年第4四半期を予定している。

2013年版で採用した高速・効率的なスキャン機能とリアルタイムのインテリジェンスを備えたマルウェアスキャンエンジン「McAfee AM Core」を搭載。ユーザーのシステムへの影響を最小限に抑えながら、ゼロデイ脅威、キーロガー、トロイの木馬などの最新のサイバー脅威からユーザーを動的に保護する。

2014年版は、「McAfee AM Core」のコンポーネントを再設計し、脅威シグネチャファイルのサイズ縮小やCPU使用率の改善によって、スキャン速度を2013年版から約50%向上。これらの製品は、第三者評価機関AV-TestやAV Comparativesから、高評価を獲得している。

2014年版のPCセキュリティ製品の機能強化は、ユーザーのデータやアイデンティティ、所有するすべてのPC、スマートフォン、タブレット端末などを包括的に保護する生体認証技術を取り入れた世界初のクロスデバイスソリューション「McAfee LiveSafe」サービスにも採用する。

このほか、「McAfee Mobile Security」をアップデート。アプリへのアクセスのカスタマイズや制限によって、1台のデバイス上に複数のユーザープロファイルや「セーフゾーン」を作成する「Multi-user App Profile」機能など、最先端のプライバシー機能を新たに搭載している。

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