[第29回]宮澤佐江が上海劇場こけら落とし公演で見つけた、SNH48の新しい目標と将来(後編)

いや……ほとんど理解できなかったんですけど……(;´д｀) 会場は大ウケでした！

しゃべるの、みんなうまいんですよ。というか、MCが長過ぎて怒ったくらい（笑）。私、時間を測っていたんですけど、自己紹介だけで20分くらいかかりましたからね。しかもほかのメンバーが自己紹介をしている時に、周りから平気で「フニャフニャ、フニャー」って割り込むんです。

傍から見ていると「アナタ、自己紹介終わったでしょ！」「アナタの番はまだでしょ！」って突っ込みどころ満載……。

公演後、メンバーに「自己紹介のMCは普通のMCとは違って“自己紹介”のためにやっているんだから、毎回『好きな食べ物』とかお題を決めて、それだけを言えばいいの。

それだけ話して、周りの人は『あー私も好き』とか、たまに入ってくるくらいでいいんだよ」っていうのは、教えてきました。でもお客さんは笑っていたから、中国的には歓迎されているってことなんだとは思います（笑）

あと、まりやんぬとも話していたんですけど「緊張感が見られないよね」って。私たちは最初の頃、MCなんて全ッ然ダメで、すごい緊張して……今でも注意されるくらいなのに、慣れるのが早いのかなぁ。

よく初めてのステージで自分の背中を客席に向けて「ワニャワチャ！」とか話して客席をどっかんどっかん笑わせられるなぁって。すごいですよ、みんな心臓が強い！（笑）

――そのワチャワチャ感や舞台度胸も、“SNH48らしさ”のひとつかもしれないですね。