“PFFアワード2013”の最終審査員

東京・渋谷のシネクイントで明日より第35回ぴあフィルムフェスティバルが行われる。世界最大級に自主映画コンペティション“PFFアワード”を擁する本映画祭は、明日の映画界を担う才能をいち早く発見できる映画祭として知られている。

本映画祭は1977年に“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマにスタートしたもので、今年は東京で行われた後、愛知、神戸、京都、福岡で行われる。メインプログラムのコンペティション“PFFアワード2013”は、年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排して募集され、511本の応募作品の中から入選作品16本が厳正な審査を経て選ばれた。東京会場では、映画プロデューサーの安藤親広、映画監督の橋本一、アナウンサーの中井美穂、映画監督の中村義洋、俳優の森山未來が最終審査員として16作品を審査し、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞などを決定する。本アワードは園子温監督や、矢口史靖監督、李相日監督、内田けんじ監督、石井裕也監督ら100人を超える映画監督を輩出しており、今年のアワードからも“新たな才能”が出ることが期待されている。

他にも特撮に注目した企画“素晴らしい特撮の世界~手仕事の楽しさ・手作りの映画”や、連続講座“映画監督になる5つの方法”なども実施。招待制の特別講座『今、改めて特撮』と、最終日の授賞式以外はすべて当日券が用意されており、学生は前売り料金よりも安い800円で入場できる。

第35回PFFぴあフィルムフェスティバル
9月14日(土)から20日(金)までシネクイントにて開催