ソニー、ポータブルリニアPCMレコーダー「PCM-D100」、DSDとハイレゾリューション・オーディオに対応

2013.9.17 15:58配信
PCM-D100

ソニーは、2.8MHz/1ビットのダイレクトストリームデジタル(DSD)と、192kHz/24ビットのリニアPCMのハイレゾリューション・オーディオの録音・再生に対応したポータブルリニアPCMレコーダー「PCM-D100」を、11月21日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。

スーパーオーディオCDと同等の音質をもつDSD(2.8MHz/1ビット)の録音・再生に対応。原音を限りなく忠実に録音し、自然な臨場感を再現する。また、レコーディングスタジオなどのスタンダードフォーマットであるリニアPCM96kHz/24ビットを超える192kHz/24ビットにも対応する。

マイクは、新たに開発した大口径15mmの単一指向性マイクユニットを搭載。部品の取りつけ位置や開口部など、細部にわたるち密な設計によってマイク内部の空間を最適な状態にして、40kHzまでの周波数特性を表現。DSD録音のメリットを最大限に引き出す。

可動式高感度ステレオマイクロホンは、音源に合わせて集音範囲の調整に対応。音源がマイクから近い距離では90°の「X-Yステレオポジション」、広い場所や大人数の演奏では120°の「ワイドステレオポジション」を選択できるので、臨場感に溢れた広がりのある音を録音できる。

DSD、リニアPCM専用のADコンバータを搭載。それぞれのモードに特化した録音性能を発揮するとともに、従来機「PCM-D50」の24ビットよりもハイクラスな32ビットのDAコンバータを採用することで、正確に音源を再生する。DAコンバータ用LPFオペアンプ電源の平滑コンデンサには超低ESRの導電性高分子コンデンサを採用し、電源変動を極小化することによって、デジタル回路からオペアンプ電源へのノイズ混入を防止する。

ヘッドホンアンプには、「PCM-D50」の750倍に相当する0.33F(33万μF)の大容量・超低インピーダンス電気2重層コンデンサを搭載。ヘッドホン電源を大幅に強化するとともに、より正確な音を再現する。

さらに、1チャンネルに二つのADコンバータを使用する独自のデジタルリミッターの仕組みを応用することで、AD変換時の内部ノイズを低減。小さい音の録音時に、ノイズのなかに埋もれてしまう部分の録音データを差し替えることによって、内部ノイズを低減して微小な音でもクリアに録音する。また、従来のデジタルリミッターも搭載しているので、通常の音声とともに12dBの低い信号を常に確保する。

このほか、LR独立調整ボリュームや光る録音レベルダイヤル、小型スピーカーを搭載。録音レベル値の最大(ピーク値)を維持する「ピークホールド機能」や、一度の録音でリニアPCMとMP3の同時録音ができる「デュアル録音機能」、本体でのサウンド編集機能など、多彩な機能を備える。

32GBのメモリを搭載し、外部メディアはSDXC/SDHC/SDカード、メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオに対応。サイズは幅72.0×高さ156.8×奥行き32.7mmで、重さは約395g。

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