『トロン:レガシー』『オン・ザ・ロード』のギャレット・ヘドランドが、アンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken』に助演で出演することになった。1か月以上かけてスケジュールを調整した結果、実現したものだ。

『Unbroken』は、第二次大戦中、日本軍の捕虜となった元オリンピック選手ルー・ザンペリーニの物語。原作はローラ・ヒレンブランドが書いたノンフィクション小説。脚色はまず『レ・ミゼラブル』のウィリアム・ニコルソンと『恋するリベラーチェ』のリチャード・ラグラヴェニーズが行い、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が最新の脚本を書き上げている。

ヘドランドはコーエン兄弟監督の最新作『Inside Llewyn Davis』にも出演。大ベストセラーのエロチック小説『Fifty Shades of Grey』の主人公クリスチャン・グレイ役の候補にも挙がったが、本人が辞退したと言われている。グレイ役は『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムに決まっている。

『Unbroken』の主演はイギリス人俳優ジャック・オコンネル。撮影はまもなくオーストラリアでスタートする。北米公開は来年12月25日。

文:猿渡由紀