中位から上位へ、上昇気流に乗るのは名古屋か、F東京か

2013.9.19 20:00配信
ケネディ(名古屋グランパス) (c)J.LEAGUE PHOTOS ケネディ(名古屋グランパス) (c)J.LEAGUE PHOTOS

9月21日(土)、中位から上位進出を狙う両軍が激突する。11勝5分9敗・勝ち点38・8位のFC東京と10勝6分9敗・勝ち点36・10位の名古屋グランパスが対戦するJ1リーグ戦第26節のことである。

「9/21(土)名古屋グランパス対FC東京 J1リーグ戦」チケット情報

前評判は決して低い2チームではない。F東京も名古屋も『ACL』出場権獲得となる3位以内はもちろん、タイトル奪取を目論んでいた。ポポヴィッチ体制2年目を迎えるF東京は標榜する攻撃サッカーの精度を高め、ストイコビッチ監督が6年目の指揮を執る名古屋はパスサッカーとパワープレイを兼ね備えている。だが、しかし、前記の順位に甘んじている。

F東京も名古屋も、ツボにハマれば上位陣を圧倒する力を持っている。事実、F東京はここ2試合、2位・浦和レッズ、3位・サンフレッチェ広島に連勝し、名古屋も前節・清水エスパルスに敗戦を喫するまで9試合無敗だった。波に乗れば、順調に勝ち点を積み重ねる両雄だからこそ、9月21日(土)の直接対決はより重要になる。

名古屋の浮沈は、194cmの長身FW・ケネディにかかっている。2010・2011年得点王はケガで出遅れたが、8月は4ゴール2アシストとトップフォームを取り戻しつつある。徹底マークに遭おうが囲まれようが、ケネディには頭ひとつふたつ抜けた絶対的な高さがある。コーナーキックやフリーキックを直接ヘディングで合わせるもよし、11番・玉田圭司や10番・小川佳純へラストパスを送るのもまたよし。攻撃だけではなく、前線からのチェイシングも厭わず、名古屋の連動した守備を支える。

高さと言えば、F東京には190cmの平山相太がいる。負傷もあり2011・2012年とノーゴールに終わり、今季も先発の座は得点ランク2位の渡邉千真に譲っているが、23節・サガン鳥栖戦でゴールを決めると、25節・浦和戦でも決勝ゴールとなるヘディングを決めた。出場機会がなくても、時間稼ぎの1~2分の出場であっても腐らず、虎視眈々とチャンスを狙い続けた眠れる大砲は、シーズン終盤を前にゴールの味を思い出したのだ。

名古屋もF東京も先制すれば「追加点を!」、2-0とすれば勝利を決める「3点目を!」と、よりアグレッシブに攻める傾向がある。ストイコビッチは常々「引き分け狙いは、私の中にはない。サッカーはやはり勝つか負けるかどちらか。我々は勝つために戦っています」と語り、ポポヴィッチ監督も「うまくいかない時でも自分たちのスタイルを崩すことなくやり続けることが非常に大切です。そこを重要視して今後もやっていきたい」と公言する。

圧勝劇を見せたかと思えば、試合を支配ながらもワンチャンスを決められ泣くこともある。しかし、両指揮官は「それもサッカー」と理解している。

9月21日(土)・名古屋市瑞穂陸上競技場で内容と結果の両方を手にするのは名古屋グランパスか、FC東京か。チケット発売中。

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