石崎ひゅーい 石崎ひゅーい

石崎ひゅーいが9月22日に東京・下北沢GARDENで東名阪ツアー「石崎ひゅーいTOUR2013『独立前夜』」のファイナルを行った。

今回のツアーは、7月にリリースした彼のファーストフルアルバム『独立前夜』のリリースツアーとして行われ、最終日を迎えたこの日のライブはチケットがソールドアウトするなど、アルバムリリース以降なお一層、支持を集める彼の人気の高さを証明した形となった。

開演時間となり、SEが流れ、バンドメンバーが現れた後、石崎ひゅーいが登場すると、彼の登場を待ちわびたファンからは大きな歓声が沸き起こる。その会場の熱気に負けじと、1曲目『反抗期』から息もつかせぬ熱のこもったライブを披露。途中、『ファンタジックレディオ』では会場である下北沢への愛を、下北沢の名店を叫びつつ表現したり、『1983バックパッカーズ』濃密な観客とのコールアンドレスポンスを披露したり、また『ダメ人間』ではバンドメンバーとのダンスを魅せたりなど、石崎ひゅーいらしい混沌とした、それでいて観客に対して「伝えよう」という意思が見える趣向を凝らした演出も、ライブを引き立てていた。

最後は彼にとって特に大事な曲であろう『花瓶の花』を披露。客電がついても鳴り止まない拍手とアンコールに、再びバンドメンバーとステージに登場し、大きく手を挙げて、この日のライブは終了した。ライブの終盤「これがスタート」と言っていたとおり、次なる大きなステージへの飛躍を十分に感じさせるライブであった。

■石崎ひゅーいTOUR2013「独立前夜」@下北沢GARDEN
1.反抗期
2.ファンタジックレディオ
3.ガールフレンド
4.友達
5.人間図鑑
6.バターチキンムーンカーニバル
7.1983バックパッカーズ
8.ダメ人間
9.おっぱい
10.僕はサル
11.夜間飛行
12.シーベルト
13.ナイトミルク
14.第三惑星交響曲
15.3329人
16.花瓶の花