まゆゆことAKB48の渡辺麻友、ふなっしー

アドベンチャー大作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』のアフレコ会見が25日に都内で行われ、初の実写吹き替えでハリウッド映画デビューを飾るまゆゆことAKB48の渡辺麻友が出席。飛ぶ鳥を落とす勢いのゆるキャラ界の寵児ふなっしーも“監修”の名のもとに登場した。

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ギリシャ神話の世界と現代アメリカの融合というユニークな設定でヒットを飛ばした『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編となる本作。まゆゆが声をあてるのは、米映画専門サイトが主催した2012年美女顔ランキング3位に入り、これからが期待されるアレクサンドラ・ダダリオ演じる知恵と芸術の神アテナの娘・アナベスで、主人公であるポセイドンの息子・パーシーとともに冒険の旅に出る。

「すごくやりがいのあるお仕事だと思い、楽しんで演じようと心掛けました」と挨拶後、魔の海の渦に巻き込まれる場面のアフレコに取り組んだまゆゆ。すると「ヒャッホー! そんなアフレコじゃ人を感動させられないなっしー!」と背後からふなっしーが突如、乱入。驚きと共に最初こそ多少引き気味だったまゆゆだったが、今度はふなっしーが見守る中で、アフレコ再挑戦。ふなっしーはというと、すっかりまゆゆに骨抜き。「カワイイなっしー」といつも以上にはしゃぎまくり息切れする一幕も。監修としてビシバシ厳しく指導するはずが、逆にまゆゆに「大丈夫?」と心配されていた。

そんなふなっしーも本作と無関係ではなく、ゆるキャラ界初のハリウッド映画吹き替えに挑んだ仲間。非公認ながら船橋市を勝手に応援し続けるふなっしーが抜擢されたのは、ギリシャ神話の伝令の神・ヘルメスの力の象徴である杖に絡みつく蛇のジョージ役。イベントでは映画にちなみ、まゆゆに月桂樹の冠と、本物の氷でできたトライデント(三つ又の槍)をプレゼントした。

またパーシー役のイケメン声優・宮野真守がビデオメッセージでふなっしーの真似を披露。負けじとなし汁を飛ばしまくるふなっしーにまゆゆは大笑いしていた。

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』
11月1日(金)公開

取材・文・写真:望月ふみ