全米を席巻した映画『クロニクル』の“特殊能力バトル”がスゴい!

2013.9.27 18:12配信
『クロニクル』 (C)2011 Twentieth Century Fox

全米公開時に大きな話題を呼び、熱狂的なファンが続出した映画『クロニクル』が本日から公開されている。平凡な高校生が強大な“力”を手にしてしまったことから始まる物語を描いた本作は、全編手持ちカメラの映像で、スター俳優は出演していないが、約1200万ドルもの予算が投じられたという。

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本作は、人付きあいが苦手で、学校でも孤立しているアンドリューら3人の高校生が偶然に“不思議な力”を手に入れ、次第に大きくなる力を制御できなくなり、予想外の事態に巻き込まれていく姿を描いている。

『クロニクル』は、新鋭ジョシュ・トランクが監督を務め、映像の多くの部分が“登場人物が日常の記録のために録画したビデオ映像”で、高額の出演料をとるスター俳優も出演していない。しかし、IMDB(Internet Movie Data Base)によると本作の予算は推定で約1200万ドル(約12億円)と記載されている。この映画は一体、どこに予算を使っているのか? おそらくその使い道は“VFX”だ。本作はスター俳優の出ていない映画だが、そこで繰り広げられる“特殊能力バトル”が圧倒的なスケールとクオリティで展開される。

劇中でアンドリューたちは最初、手に入れた能力を使ってくだらないイタズラをして楽しんでいるが、やがて空を飛ぶことを覚え、自由自在に物を動かすことができるようになり、“遊び”はどんどんエスカレートしていく。最初は野球ボールを浮かせることで喜んでいた彼らは自動車を動かし、さらに巨大なものまで動かし、浮かせようとする。トランク監督とVFXチームは事前に“プレビズ”と呼ばれる簡単なCGで製作された動画を作成し、劇中に登場するVFXシーンを事前にシュミレーションした。その結果、限られた予算の中で効率的に作業を行い、圧倒的な映像を作り上げている。

大作の映画を紹介する際に記載される“予算”のほどんどが、実は有名俳優の出演料や、人気原作の権利料だったりするケースは多い。しかし『クロニクル』は予算を“観客を魅了する映画作り”に投じているようで、観客は“予想以上”のスケールで繰り広げられる特殊能力バトルに圧倒されるはずだ。

『クロニクル』
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