ジェニファー・ローレンスが、ゲイリー・ロス監督でリメイクされる『エデンの東』に主演することになった。ロス監督とローレンスは『ハンガー・ゲーム』1作目でも組んでいる。

『エデンの東』は、ジョン・スタインベックが書いたアメリカの名作小説。1954年にもエリア・カザン監督によって映画化され、母親役を演じたジョー・ヴァン・フリートがオスカー助演女優賞を獲得している。

ローレンスが演じるのは、フリートが演じたのと同じ役。両親を殺し、双子の息子たちを置き去りにするというダークな役柄だ。カザンの映画は小説の後半部分に焦点を当てていたが、ロスの映画は二部構成になるらしい。撮影開始は、少し先になりそう。ローレンスは現在『ハンガー・ゲーム』3、4作目をアトランタで撮影中。三部作の原作小説の3冊目はふたつの映画に分けられるが、撮影はまとめて行われるため、長い撮影になる予定だ。ローレンスには、『ハンガー・ゲーム』3、4作目、『Serena』、『American Hustle』の公開が控えている。

文:猿渡由紀