ソニーは、HD画質コンテンツの著作権を保護し、メディアなどに保存できる新しいコンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したmicroSDHCカード「SR-16SA」(容量16GB)と「SR-32SA」(容量32GB)を、10月25日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は「SR-16SA」が4500円前後、「SR-32SA」が8000円前後の見込み。

新しいコンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応。ハイビジョン放送の録画番組をHD画質のまま保護・保存することができ、対応機器なら録画した機器以外でも視聴できる。

「SeeQVault」は、ソニー、パナソニック、サムスン、東芝が設立した「NSM Initiatives LLC」が開発した著作権保護技術で、DTLA(Digital Transmission Licensing Administration)やDpa(The Association for Promotion of Digital Broadcasting)の認可によって、HDコンテンツに対応している。

「SeeQVault」非対応のスマートフォンやタブレット端末では、「SeeQVault」対応のポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」を介して「ワイヤレスおでかけ転送」することで、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」で録画した番組をHD画質のまま視聴できる。