――最後にちょっと漠然とした質問をしたいんですけど。この後ヴィジュアル系ってどうなると思いますか?

浅井:どうなっていくのかなぁ…。今ほど特殊なジャンルではなくなっていくんじゃないかな、そうなっていってほしいなとは思いますけどね。

音楽的にはすごく幅広く色んなことを色んなバンドが今はもうやっていて、ヴィジュアル系っていう文化の中で出てきたバンド達を音楽ではもう区切れなくなってきているって状況があって。少なくともバンドがヴィジュアル系かそうでないかで区切られる時代はもうそう長くないような気はするんですよ。ただ、ライブのノリは逆にどんどん特殊になっていってる気がするので(笑)。

――バンドの音楽性は広がっていくのとは反比例してライブのお客さんのノリが特殊になっていってると。ファンの方だって別に「ヴィジュアル系バンドしか聴かない」という人は昔よりずっと少ないはずなのに、「ヴィジュアル系のライブ」になると固有のノリがどんどん増えてきてるという雰囲気は感じます。

浅井:そうなんですよ。だから例えば他のジャンルとの対バンみたいなのが逆に難しくなってる気はして。

――フェスに出た時や、異なるジャンルで対バンをやる時も、ジャンルごとのノリの話は大抵出てきますからね。

浅井:僕は「○○ってバンドはヴィジュアル系ですか?」みたいなことをよく聞かれるんですけども、ヴィジュアル系かそうでないかの境界線はどこにあるかっていうとお客さんだと僕は思ってて。
アーティストのやってること自体は別にメイクしてるとか音楽性がどうとかって関係なくて、結局お客さんのノリが一番大きな要素になってくる。

希望としては、そういう文化がありつつも、それほど特殊なものとして扱われなくなってほしいなとは思ってますけどね。すみません、何か明確な答えが出せなくて。

いやー、どうなっていくかなんかわかんないよ…。そもそも僕が未だにヴィジュアル系の番組だのイベントだのやってるとは当初思ってなかったので、こんなに長くなるとは…。

――これからもずっと長く続けて欲しいですよ。

浅井:ありがとうございます。細々やっていきます(笑)。

 

 

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