パナソニックは、無線LAN機能を搭載し、スマートフォンを子機として使えるデジタルコードレス電話機「VE-GDW03DL」を、11月14日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。

IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN機能を搭載。Android/iOS対応の専用アプリ「スマートフォンコネクト for GDW03」で、スマートフォンを子機として使用できる。発信時には、画面上で「携帯電話回線」または「固定電話回線」を選択して使い分けることができる。

固定電話回線を使用して電話をかける場合にもスマートフォンの電話帳を利用できる。また、スマートフォンの電話帳に写真データを登録していれば、着信時に登録した写真を名前とともに表示する。

親機には充電用のUSBポートを備えた「スマホスタンド」を搭載。スマートフォンを置いた状態で充電ができる。

着信時に、相手に先に名乗ってもらうようメッセージを自動的に流す「自動あんしん応答」機能で、電話に出ることなく相手の確認ができる。ボタンを押すことでメッセージを流す子機の「あんしん応答」は、「自動あんしん応答」機能と使い分けられる。

「迷惑電話着信拒否」の登録番号は最大250件。パナソニック製テレビドアホンとのワイヤレス接続ができる「ワイヤレスアダプター」機能を備える。

最大5台まで子機を増設でき、4台までのスマートフォンの登録に対応する。なお、スマートフォン4台を子機として登録した場合は、増設可能な別売子機は1台まで。

親機は、サイズが幅148×高さ90×奥行き150mmで、重さは約275g。子機は、連続通話時間が約5時間で、待受時間は約150時間、充電時間は約10時間。サイズは幅48×高さ165×奥行き25mmで、重さは約135g。